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[BOOK]新版 よくわかる地球温暖化問題

f0030644_10341376.jpg 気候ネットワーク編
 中央法規出版
 2009年4月1日発行
 定価2200円(税別)

 京都議定書の目標達成期間に入り、今年12月のCOP15コペンハーゲン会議では、2013年以降の目標と枠組が決定される予定である。本書の前身の『よくわかる地球温暖化問題』は2000年に出版され、その後2002年に改訂版が出された。この間に、アメリカの京都議定書からの離脱やポスト京都をめぐる議論などがあり、状況はかなり変わってきているが、「京都議定書」はやはり今でも大きな存在である。ブログ子の手元には2000年版があるが、今でもレファレンスとして時にぱらぱらとページをめくる。このブログを書くときにもよく取り出している。

 さて、旧版と比べると、もちろん気候変動に関する知見や予測はIPCCの第4次評価報告書を踏まえたものになっており、2005年の京都議定書の発効などこの間の流れ、日本における温暖化政策とその問題点も整理されている。国内排出権取引や自治体の温暖化対策などの項目も加わった。このあたりを概観するには便利だ。

 コペンハーゲン会議を踏まえて、多分来年には改訂版を出さねばならなくなるだろうが、旧版ともどもしばらくは座右に置くことになりそうだ。
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by greenerworld | 2009-04-24 10:36 | レビュー  

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