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樹上の白い泡

f0030644_1054675.jpg 市内にある臨済宗の古刹。本堂の裏に水が湧き、浅い池がある。池は周辺の木々から伸びる枝に覆われ、モリアオガエルの良い産卵地となっている。梅雨も間近、そろそろ産卵が始まっているころだと、のぞきに行った。すでに何カ所かの枝先に白い泡のかたまりがついている。親は樹上生活をするが、オタマジャクシは水中でなければ育たない。白い泡の中には卵があり、孵ったオタマジャクシは下の池にぽとりぽとりと落下するわけだ。

f0030644_10543940.jpg ふと見上げると枝に腹の大きなメス。その上に小さなオスがのっかっている。今夜あたり産卵するのであろうか。産卵の時には何匹ものオスが集まって参加するようだ。どこかで、ライバルたちが待ちかまえているのだろう。

 卵塊(白い泡)は、1~2mの高さのところから、最高7~8mの高い枝にもある。あの高さから落ちて小さなオタマジャクシは無事なのだろうかと、心配になる。池の中ではイモリがオタマジャクシが落ちてくるのを待っている。この試練をくぐり抜けたものだけが、また樹上へ戻っていける。

 以前京都の福知山にあるやはり臨済宗のお寺を訪ねたとき、境内にモリアオガエルが産卵する池があった。モリアオガエルには臨済宗徒が多いのかは聞きそびれてしまった。
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重厚な山門。屋根は茅葺き。
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by greenerworld | 2009-06-08 11:02 | 花鳥風月  

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