樹上の白い泡
2009年 06月 08日
ふと見上げると枝に腹の大きなメス。その上に小さなオスがのっかっている。今夜あたり産卵するのであろうか。産卵の時には何匹ものオスが集まって参加するようだ。どこかで、ライバルたちが待ちかまえているのだろう。
卵塊(白い泡)は、1~2mの高さのところから、最高7~8mの高い枝にもある。あの高さから落ちて小さなオタマジャクシは無事なのだろうかと、心配になる。池の中ではイモリがオタマジャクシが落ちてくるのを待っている。この試練をくぐり抜けたものだけが、また樹上へ戻っていける。
以前京都の福知山にあるやはり臨済宗のお寺を訪ねたとき、境内にモリアオガエルが産卵する池があった。モリアオガエルには臨済宗徒が多いのかは聞きそびれてしまった。
重厚な山門。屋根は茅葺き。
by greenerworld | 2009-06-08 11:02 | 花鳥風月