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クマバチは意外と都心に多い

 先月末訪れた葛西臨海水族園で、ネズミモチの花にクマバチ(キムネクマバチ)がたくさん来ているのを見た。案内してくださった職員の方にたずねたら、春先には芝生広場でオスがホバリングしながら、縄張り行動を取っているのがよく見られますよ、とのことだった。クマバチは単独営巣性で枯れ木に穴を開けて巣をつくる。園内には剪定した木を野積みにしてあるそうなので、そうした材を巣に利用しているのだろう。まあ、蜜や花粉の供給源はたくさんありそうだ。

 それで、先日エコライフフェアが開かれていた代々木公園でも探してみたら、ハーブガーデンにたくさんクマバチがいた。やはり古い公園だと大木も多いし、巣材には困らないのだろう。ただし、クマバチは食性も広いし、花に潜り込まずに食い破って蜜を集めるため(何しろ木に穴をうがつくらいで顎の力が強い)、授粉にはあまり寄与しないという説もある。クマバチ=自然が豊かだとは、いちがいに結びつけられないと思った。むしろ人為的な環境にうまく適応していると見るべきか。

 写真はハーブの花に来たクマバチ(代々木公園)。なかなか愛嬌があります。
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by greenerworld | 2009-06-09 07:43 | 生物多様性  

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