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LED電球は「売ってはいけない」

 家電メーカーS社が4000円台でLED電球を発売するという。その発表を受けて、先行するT社もLED電球を約半額に値下げするという。ブログ子は連休中にT社のLED電球を買ったばかり(5/3付:7代先まで使える電球)。なんなんだよ〜、と嘆きつつ考えてみる。トイレに使ったら200年以上もつ、リビングでさえ、1日8時間点灯するとして13年。その間に模様替えしたくなることもあるだろう。照明器具だって替えるかもしれない。それなのに、電球はまだまだ使えるのだ。もったいない、電球に合わせて照明器具を買うのか?

 いやいや、これはもう商品として電球を考えてはいけない。使い方によっては家族の一生より商品の寿命の方が長いのだ。これはもう消耗品ではない。経済は根本的に変わる必要がある。

 かつてエジソンは白熱電球を生産したが、そのままでは電球は売れなかった。電気はどこからも来ていなかったからだ。エジソンは電力会社をつくらなければならなかった。しかも白熱電球はすぐに切れたから、頻繁に取り替える必要があった。エジソンは電球1個に付きいくらという料金を設定し、顧客に電線を引き、電球が切れれば無料で交換した。エジソンは電球を売るのではなく、電気を売るのでもなく、「明るさ」を売ったのだ。

 LEDの登場によって電球の寿命が当時の100倍以上にも伸びたことで、エジソンのビジネスモデルが復活するかもしれない。いやそうするべきだろうと、高値でつかんだLED電球を眺めながら思う。
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by greenerworld | 2009-06-23 00:26 | エコエコノミー  

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