クロアゲハの夏
2009年 06月 27日
いつもの散歩コース。木々の葉がうっそうと茂り、枝でウグイスがさえずる。梅雨はどこへ行ったのかというような強い日射しも、木漏れ日となればむしろ心地よい。
足もとからひらひらと飛び立ったのはクロアゲハ。湿った土で給水していたのか。立ち止まって見ていると、しばらくまわりを飛翔して近くのオオブタクサの葉にとまった。カメラを取り出して向けると、また飛び立つ。だがまた戻ってくる。強い日射しの下には決して出ようとせず、林のふちを回っている。
白い川原、草いきれ、ハグロトンボ……。川遊びに夢中になった遠い夏の日がよみがえる。そろそろニイニイゼミも鳴き始めるだろう。
by greenerworld | 2009-06-27 16:26 | 花鳥風月