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「逃げずにたたかう」って……

 ようやく解散総選挙になりそうだ。それも任期末ギリギリの8月30日投票予定。麻生さんは「逃げずにたたかう」とおっしゃるが、そもそも逃げて逃げてここまで来たのではないですか?

 昨秋の総裁選直後に解散していれば、少なくとも「惨敗」ということはなかったろう。民主党が伸びても過半数は取れず、大連立か再編が起こっていたのではないか。他にも何度かチャンスはあった。それらと比べると、今が最悪のタイミング。もがけばもがくほど、泥沼にはまる。もちろんこのあと何が起こるかわからないが、このままで行けば民主が過半数を取り、自民党は分裂・終焉を迎えかねない。国民は自民党に引導を渡したがっているのだ。

 思えば前回の「郵政選挙」「小泉劇場」に乗って勝ちすぎたのが終わりの始まりだった。本来当選を想定していなかった名簿の数合わせ候補者まで当選してしまった。次の選挙で議席は必ず減る。いったん議員になると、落選の恐怖は相当のものなんだろう。

 おたおたしたって始まらない。堂々と政策を訴えて闘うならまだ次につながるかもしれないよ。民主党が勝っても、風頼みのチルドレンばかりになるだろう。4年後は民主党が同じ泥沼にはまるかもしれないのだから。

by greenerworld | 2009-07-14 12:18 | 森羅万象  

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