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団地マニア

 電車のテレビ情報システムで、「団地マニア」という存在を知った。たまたま手元にあった大阪ガスエネルギー・文化研究所の機関誌「CEL」88号(団地再生がテーマ)をめくったら、建築家の吉永健一氏が団地マニアについて紹介している。すでに団地マニアのためのイベント「ダンパク〜大団地博覧会」が3回も開催されているのだそうだ。

 吉永氏によると、団地マニアは主に3つのタイプに別れるという。一つは「撮り団」=カメラ片手に団地を見て回るマニア。全国を旅する「旅団」と呼ぶべきマニアもいるそうだ。二つ目は「知る団」=団地に関する資料を収集・調査するマニア。三つ目は「住み団」=団地マニアの間で憧れの団地に住むマニア。マニアにとっては最高の贅沢なんだそうである。

 ブログ子も2年半ほどの間だが、都下の大規模団地に暮らしたことがある。昭和40年代に建設された団地は低層で敷地もゆったりとしており、緑も豊富で確かに暮らしやすかった。人間関係の距離もほどほど(ご近所さんのタイプによるのでしょうが)。子どもたちが遊ぶ公園が窓から見えるという安心さもあった。子どもが減った分、公園は菜園にすればいい。高齢化社会を考えると、団地はもっと見直されてもいいのでは。

by greenerworld | 2009-08-16 09:14 | 森羅万象  

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