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FIFA2010 日本が一次リーグを突破する法

 来年6月のワールドカップで、日本はオランダ、カメルーン、デンマークと厳しいグループに入った。もっとも、他のどの組であっても日本が勝ち抜くのは容易ではないが……。岡田ジャパンを冷ややかな目で見ているようで、これでも愛国心は人一倍ある。4強とは言わないが、一次リーグは突破(16強入り)して欲しい。

 日本の一次リーグ突破にとってわずかな希望は、グループ内でオランダの力が一頭地を抜いていることだ(日本に対しては二頭というべきだが)。つまり、オランダが3勝してくれることが、日本が突破するカギになる。緒戦の「不屈のライオン」カメルーンは、文句なくアフリカNo.1で日本との実力差は大きいが、付け入るすきはある。現在のカメルーンはエトオ(インテル)が中心のチーム。バルセロナ時代はサイドアタッカーを務めることが多かったが、同時に中央に走り込んでパスを受けシュートする、ドリブルで切り込むなど多彩なプレーを見せる。1対1では、日本のディフェンス陣には容易には止められないだろう。このエトオに危険な位置でボールを受けさせないよう、2枚、3枚のディフェンスでカバーすることだ。同時に、前線への早めの長いパスを出させないように、相手ボールになったらFW、攻撃的MFが厳しくチェイシングしなくてはいけない。

 厳しい時間帯が続くと思うが、ペナルティエリア内の守りを固めて0-0でしのぎきり、勝ち点1を取りきる。第2戦のオランダ戦は捨てゲームでいい(といっても、できる限り失点を少なくしたいが)。オランダが緒戦でデンマークに勝ち、さらに第2戦のデンマーク-カメルーンが引き分けると、この段階でオランダが勝ち点6、カメルーンが勝ち点2、日本とデンマークが勝ち点1。デンマークは突破には日本に勝つしかないので攻撃的に来るはず。日本は大型で屈強のチームにパワープレイで攻められると弱い。その印象はデンマークも持っているはずだから、その逆を付く。デフェンスラインをきっちり高く保って、自陣ゴール前でプレーをさせないようにする。1-0で勝って勝ち点4。オランダが最終戦カメルーンに手を抜かないことが前提ではあるが、2位で決勝トーナメント進出が計算できる。毛ほども細い望みではあるが、可能性がないわけではない(でもデンマークは細かいパスのつなぎや足下の技も持っているんだよなあ……。日本のセンターバックは不安)。

 トップ下か右サイドハーフには俊輔(エスパニョール)より本田(CSKAモスクワ)、ワントップには森本(カターニャ)または守備もできる矢野(新潟)を使うべきだろう。少ない人数で攻撃をしなければならない時間帯が多くなるので、本田と森本の組み合わせは魅力だ。岡崎(清水)や玉田(名古屋)、石川(FC東京)は、後半の運動量が落ちた時間帯に投入すれば生きてくる。カメルーン戦では、後半にDFのソングあたりが岡崎や石川のスピードについて来られなくなると、得点のチャンスも出てくる。もし緒戦のカメルーンに勝てれば、ぐっと展開は楽になる。オランダ戦はのびのび望める(勝とうなんて欲を出しちゃいけませんよ)。

 いずれにしても、これまでのアジアの格下相手に見せたパスサッカーは、このレベルでは通用しない。とくに真ん中での細かいつなぎはボールを奪われ一気の逆襲に転じられて危険だ。中央でボールを持ちたがり、ラストパスにこだわる俊輔より、サイドにきちんと張れる中盤の選手を使わないと、サイドバックの負担が大きくなり、サイドの深い位置でデフェンスが手薄になる恐れが強い。とくにカメルーン戦では相手サイドバックから前線へのロングボールが勝敗を決するように思う。ここを押さえるためにも、左右のサイドハーフには守備意識を持って臨んでもらいたい。

 ということで、1トップに森本、右サイドハーフに本田、中央に小笠原(鹿島)、左サイドに松井(グルノーブル)、ボランチに遠藤(G大阪)と長谷部(ボルフスブルク)を並べたい。守備重視なら稲本(川崎)の安定感を買う。森本はこのところ不調だが、本番までに何とか取り戻してもらいたいものだ。岡崎、石川を後半スーパーサブで投入。

 最終ラインは、右に徳永(FC東京)を置いて同じFC東京の石川と右サイドを組ませてみたい。左は駒野(磐田)か長友(FC東京)か。やはり左サイドバックが日本の弱点になりそう。センターバックは闘莉王(浦和)と中沢(横浜FM)が有力だが、対人に弱い。岩政(鹿島)に割り込んでもらいたいところだ。

 こんなこと言って楽しめるのも、本番が始まるまでか……。
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by greenerworld | 2010-01-21 21:14 | フットボール  

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