新緑──ケヤキ
2010年 04月 10日
ものの本によれば、ケヤキは「けや(きわだって他と異なっているさま=広辞苑)木」だという。樹高が高く、他の木より抜きん出て成長する。遠目からもよく目立つので、目印にされる。それが由来だろう。ケヤキの古語にツキ(槻)があるがこれも、林を突き抜けるように大きく育つという様を表した「突き」ではあるまいか。高槻、大月という地名は、たぶんケヤキの大木があったのではと推察される。
成長は速いが材は堅い。以前、ケヤキの丸太をチェーンソーで切ろうとしてずいぶん苦労したことがある。ともあれ春は一歩ずつ。
by greenerworld | 2010-04-10 18:30 | 花鳥風月