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熊本芦北から東京湾に打瀬舟が回航

「東京湾に打瀬舟を復活させる協議会」は、以前取材させていただいた木更津金田の漁師さんたちが中心となって、始まった活動だ。40年ほど前までは、帆に風を受けて滑るように網を引き、魚やエビを捕る木造船「打瀬舟」が、東京湾各地で見られた。浅瀬での操船に向いた構造で、水深1mでも航行できたという。底引き網に比べて、海底へのダメージがとても小さかった。その打瀬舟の復活が同会の目的だ。打瀬舟の復活には打瀬舟漁法の復元、船大工の技術の継承、海と山との連携による森林の保全(千葉の打瀬舟は山武杉でつくられた)、藻場や干潟の再生など、たくさんの難題がある。逆に、打瀬舟は豊かで美しい海とその海に支えられた(持続可能な)くらしを取り戻すシンボルと言える。

 打瀬舟建造プロジェクト http://utase.yokochou.com/

 この6月、同会では熊本県芦北町で実際に使われている打瀬舟を譲り受け、はるばる東京湾まで1500kmの距離を回航する。6月2日、芦北を出発する舟は、八代海から天草灘、東シナ海、玄界灘を経て瀬戸内海に入り、紀伊水道から太平洋へ、さらに熊野灘、遠州灘、相模湾を伝って6月13日に三崎港を経て横浜に入港予定。

 途中の寄港地や航行中には、伝馬船やヨットとの併走などの催しもある。希望者は一部区間の乗船も可能。ブログ子もすでに申し込んだ(航路はヒミツ)。

 回航の計画書はこちらに http://www.satoumi.com/kaikou.pdf

 東京湾に着いた打瀬舟は、東京湾の自然再生を支援するさまざまな活動に活用される予定。
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by greenerworld | 2010-05-24 13:53 | エコエコノミー  

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