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温対基本法案も廃案に

 賞味期限が切れないうちに参院選を迎えたくて、通常国会は延長なしで閉幕、重要法案のいくつかが審議未了で廃案となった。衆議院を通過して参議院でも環境委員会の採決が済んでいた「地球温暖化対策基本法案」も廃案となった。鳩山前首相が昨年秋の就任早々、国連で温室効果ガスを2020年までに90年比25%削減とぶち上げた。その実現、さらに環境と経済成長の両立に向けて、政権の目玉となる重要法案の一つだった。

 菅首相も再生可能エネルギーの導入推進には熱心なはずだし、環境大臣は小沢鋭仁氏のまま。参議院選挙で民主党が過半数をとれれば、内閣改造もなく、再提出ということになるのだろうが、過半数を割って連立の組み替えということになると、その相手次第である。ただしこの分野ではみんなの党は民主党とスタンスが変わらず、公明党はむしろさらに積極的な政策を打ち出している。どちらと連立しても、若干の修正ぐらいで大枠は変わるまい。大きく負けた時に菅さんが辞任することも考えられるが、今のところはその可能性は少なそうだ。衆議院では環境委員会でも本会議でも短時間であたふたと採決してしまった。再審議では本質的なところをしっかりと議論してもらいたいものである。

 ところで、参院選投開票日の7月11日はFIFAワールドカップの決勝戦、前日が3位決定戦(いずれもキックオフは日本時間午前3時半)なので、もし岡田監督の目標通り日本がセミファイナルに進んでいると、投票日は日本中がお祭り騒ぎになっているかもしれない。投票率が低下しないか。まあ、そんな心配はいらないと思うが……。
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by greenerworld | 2010-06-16 20:14 | 環境エネルギー政策  

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