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夏は終わるのか

 台風9号が、本州の真ん中あたりを横断していった。沖縄近海から東シナ海を北上して、日本海に抜けるというルートをとった台風は8月の4号、そしてこの前の7号に続いて3つ目。そもそもこのルートをとる台風は秋には少ない。たとえば昨年同じ時期に日本近海を通過した台風12号は、遙か東海上を通ってベーリング海近くに達している。今年は太平洋高気圧の勢力が弱まらず、7号、9号と近接して途中まで似たようなルートをとった。しかし9号は、日本海からググッと南下して若狭湾から関東に抜けた。これは、途中で太平洋高気圧が後退したから。関東では予報よりずっと気温が下がり、東京(大手町)8日の最高気温は午前0時の30℃、そこから気温が下がっていって、午後8時には22.9℃。夜中より日中から夕方の方が気温が低い。こういうパターンはあまりない。

 台風の発生地域が北西によっているのも今年の特徴。北緯10-20度、フィリピン東方海上、あるいはミクロネシア諸島近海が“台風の巣”。それが今年は多くが沖縄〜台湾近海で発生しており、台風の巣での発生は今のところ1号(3月)、2号(7月)のみだ。

 異例ずくめの今年の夏、台風9号とともに夏は去っていくのか? 残念ながら台風の後を追うように南から高気圧が張り出してきて、ここ数日はまた暑さがぶり返してきそうだ。それでも週明けには秋らしい気候になりそう。やれやれ。
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by greenerworld | 2010-09-08 23:55 | 気候変動  

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