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「スーパーサーモン」が食卓に並ぶ日

 アメリカのバイオテクノロジーベンチャーAquaBounty社によると、FDA(アメリカ食品医薬品局)に対して行っていた遺伝子組み換えによって通常の2倍以上早く成長する「スーパーサーモン」の卵の販売許可が、近く認められる見込みだという。養殖業者がこの卵を育てれば、2年ほどで4〜5kgまで育つ。これが認められれば、食品として初めての遺伝子組み換え動物ということになる。GM食物に反対するグループは、抗議行動を起こしている。

 自然界への影響だが、同社ではスーパーサーモンはすべてメスで、育ったサーモンには生殖能力はないとしている(とするとこれは組み替えではなくて倍数体かもしれない低水温でも成長する他種の遺伝子を組み込んだようだ)。しかし、卵ができれば、それが野生の同種のサーモンと交雑する可能性はゼロではない。

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 遺伝子組み換え作物が当たり前となっているアメリカであるから、こうしたスーパーサーモンが生まれるのも驚くにはあたらないことだ。しかし同社では、販路はアメリカ国内ではなく、チリや中国を考えているという。チリ産のサーモンを輸入している日本にスーパーサーモンがお目見えする日は近い? それとも中国から?

 同社では他にもナマズやタラ、ティラピアなどのGM魚の開発を進めている。

 (写真はAquaBounty社サイトから)
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by greenerworld | 2010-09-27 21:18 | 生物多様性  

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