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放射性物質を中和するって?

 本日の衆議院第2議員会館での院内集会、会場はほぼ満席、この間の放射能の広がりへの懸念、飯舘村への関心が高いことがよくわかった。この問題に関わり続けなければという意を強くした。と思ったのもつかの間、終了後やってきた2人の男連れ。放射能対策の技術について話を聞いてほしいという。ペーパーを出して、いくつかの大学とも共同で研究しているもので放射性物質を「中和」できる技術だと言う。

 「中和? 放射性物質は中和しても放射性でしょう」と私。中学生でも知っているとおり、中和とは酸と塩基が反応して水と塩(えん)ができる反応のこと。放射性セシウムイオンが塩化セシウムや硫化セシウムになろうが、それは放射性塩化セシウムであり放射性硫化セシウムだ。

 すると向こうはいきなり「ああ、ダメだダメだ、こんなやつに説明してもムダだ」と、怒り出しペーパーを引っ込めて逃げるように行ってしまった。全く無礼な奴らだ。

 この手の連中は、科学的な矛盾を突くと怒り出すというのもおきまりのパターンである。つまり「こいつはだませそうもない。まずい」と思って逃げるわけだ。私はこれまでいくつもこの手の話(フリーエネルギーや永久機関も含めて)を見てきたので、ははんまたか、と思う。そもそも理系の高校生程度の知識があれば、おかしいとわかる。それでも引っかかってしまう人は後を絶たない。過去にもフリーエネルギー系ではタレントや元国会議員が引っかかってお先棒担いだのを知っている。

 震災や放射能公害に乗じて、火事場泥棒的に詐欺まがい(実質詐欺)の連中がうごめき出すのは許し難いことだ。しかし、こういう時期にこの手の詐欺話が増えることも事実。ともかくもご注意を。

 それはともかく、「原子力村」も巻き返しに必死になっている。こちらの動きにも注意願いたい。
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by greenerworld | 2011-04-13 22:41 | 3.11後の世界  

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