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児童を守る橘小学校の気概

 独自の放射線量率測定値を学校サイトに掲載していて、文科省から止められた郡山市立橘小学校。それを黙って中止するのでなく、その経緯をサイトに載せた。しかも独自計測は続け、学校便りで保護者に知らせている。学校便りのpdfファイルはサイトに掲載するので、リアルタイムではないが、事実上公開を続けるということである。痛快痛快。

 文科省の役人には、元々お前らの給料の半分(今は1/3だが)は国が(ほんとは国民の税金から)出しているんだ、現場の教師が国を差し置いて勝手なことするんじゃない、という意識がある。郡山への圧力は汚染隠しもさることながら、文部官僚の根深い現場蔑視が根にあると思う。しかし、彼らが子供たちのことを真剣に考えているとはとうてい思えない。

 橘小では、校舎の洗浄を行い、連休中に校庭の汚染土の除去も行ったという。子どもたちの安全と健康を守ることが学校の使命だとすれば、当たり前のことをやっているに過ぎないのだが、国や県はその逆のことばかりし、邪魔をする。ブログ子は、この学校の姿勢を強く支持する。

 郡山市立橘小学校ホームページ

by greenerworld | 2011-05-06 00:05 | 3.11後の世界  

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