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『飯舘村 6000人が美しい村を追われた』

f0030644_9125139.jpg 昨年の東日本大震災とそれに続く福島第一原発の過酷事故から早くも一年がたちました。この間、放射能に高濃度に汚染され計画的避難地域に指定された福島県飯舘村の支援活動に携わるとともに、京都大学原子炉実験所の今中哲二助教らと放射能汚染調査に入り、村民の窮状や汚染実態を目の当たりにしてきました。

 飯舘村は原発交付金とも無縁で、自立をめざした村づくりを進めてきました。ところが福島第一原発から放出された高濃度の放射能雲は、30km以上離れた飯舘村に、雨や雪とともに降り注いだのです。さらに政府の事故隠し、汚染隠しや「安全」の流布によって、村民の多くは村内にとどまり続けました。計画的避難地域に指定されてからも避難完了までには長い時間がかかり、その間にも被曝を重ねました。その経緯は理不尽という一言では、とても言い尽くせません。

 なぜここに至ったのか、事故後に村で何があったのか、それらを明らかにしておくべきと考え、私が知り得た事実と村民へのインタビューをまじえてまとめたのが『飯舘村 6000人が美しい村を追われた』です。

 この原発災害が飯舘村を襲ったのは全く偶然にしか過ぎません。地震の巣である日本列島に54基もの原発が存在している日本の、どこででも起こり得たことです。

 『飯舘村 6000人が美しい村を追われた』
 小澤祥司著 七つ森書館刊 2012年3月9日発売 定価1800円+税

 出版社のページ http://pen.co.jp/index.php?id=649
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by greenerworld | 2012-03-07 09:14 | レビュー  

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