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将来の夏の先取り

 梅雨明けが遅くなり、その後も夏らしくないすっきりしない天気が続いている。昨日は雷や雹(ひょう)を伴った豪雨が各地を襲い、落雷による被害があった。

 先週は台風が太平洋上に3つも並んでびっくりしたが、気圧配置もいつもの夏らしくない。例年梅雨明け後はしばらく太平洋高気圧の勢力範囲に収まり、安定した天候になる。小笠原高気圧とも呼ばれるように、日本の南に勢力の中心があるのだが、今年は高気圧の中心が日本列島から朝鮮半島のあたりにあって、高圧帯が北に偏っている。その分、熱帯低気圧の発生する場所も北寄りになっている。通常は高気圧に覆われている日本の南海上で、次々雲の固まりがまとまっているのだ。

 地球シミュレーターによる気候変動モデルでは、今世紀後半に温帯域で台風やハリケーンが発生するようになる可能性があるとされている。また、日本の梅雨が長引くようになり雨量も増加するという予測もある。

 その意味では、ヨーロッパの猛暑や干ばつと合わせて、この夏は将来の夏の先取りだと言えるのかもしれない。それとも、すでに地球は「予測」の世界に突入しつつあるのだろうか。

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by greenerworld | 2006-08-13 11:25 | 気候変動  

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