管理者へのメール / 管理者のプロフィール


スウェーデンの政権交代

 9月17日に投票が行われたスウェーデン総選挙で、社会民主党のパーション首相率いる与党が敗北。5月にバイオエネルギー会議で訪れ、パーション首相の記者会見にも出席したので注目していたのだが、12年ぶりの政権交代が行われる見通しとなった。

 開票結果により配分された議員数を見ると、穏健党(保守党)を中心とする中道右派連合が178、社会民主党を中心とする与党連合が171と僅差。同国では社民党が政権についている期間が歴史的にも圧倒的に長く、前回の政権交代からも12年、パーション氏はすでに10年も首相を務めてきた。国民の長期政権に対するマンネリ感もあったのかもしれない。41歳と若い穏健党のラインフェルト党首が次期首相に選ばれると見られている。

 新政権になり、肝心の環境エネルギー政策はどう変化するのか気になるところ。既報のように、パーション首相は「石油依存からの脱却」を掲げ、6月にその方向性がまとまったばかりだ。ただ、レーナ・リンダルさんの「Sustainable Sweden」レポートによれば、脱原発政策については新政権になっても4年間はほぼ現状維持で、政策が大きく変わる可能性があるのは、2010年の総選挙後とのことである。その他のエネルギー政策について明らかになるのは、新政権誕生後になりそうだ。

[PR]

by greenerworld | 2006-09-23 10:05 | 環境エネルギー政策  

<< 再生可能エネルギー政策で日本は... 夏から秋へ─ツバメシジミ >>