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昭和シェル石油とホンダのCIGSがそろい踏み

 千葉・幕張で開催されているWorld Renewable Energy 2006国際会議・見本市。

 火曜のオープニング・セッションから、水曜日・木曜日と個別セッション、見本市会場をのぞいてきた。オープニングの会場は、正直に言ってかなり空席が目立ち心配していたのだが、2日目からはセッションによっては満席もありにぎわってきた。

 とりあえず、見本市の報告。太陽光発電は、昭和シェルとホンダのCI(G)Sがそろい踏み。ほかにもシャープ、京セラ、サンヨー、三菱とそれなりに華やかだった。加えて、なぜかマイクロ風車の出展が多く、この業界に「つくばショック」はあまりないようだ。ある出展者は「マイクロ風車は効率を求めたら売れない。つくばだって、回ってさえいれば(発電はしなくても)問題にならなかったのでは。マイクロ風車にはそれなりのニーズはあると思っている」という。「つまり、モニュメントってことですか?」ときくと、「そうです」と答える。正直な人だとは思ったが、メーカーがこの程度の認識だとしたら、はっきりいって未来はないどころか有害だ。

 大型風車は三菱重工ぐらいで海外メーカーの出展もない。太陽熱も中国メーカーが2社出していただけ。バイオマスは廃材エタノールと木質ガス化が1社ずつ出ていただけで、木質ペレットやチップボイラーのような熱利用は一切なし。そのかわり東電のエコキュートが入り口のエスカレータを降りたところを占有している。



f0030644_22543547.jpg その意味では日本の再生可能エネルギーの現状を見事に映し出した見本市だといえるのかもしれない。とりあえずCI(G)Sは、数少ない前向きな話題の一つだった。

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 上は昭和シェル石油、下はホンダのCI(G)S太陽電池モジュール。昭和シェル石油については、10.5に報告したが、ホンダは熊本工場で来年秋から生産を開始する予定だという(27MW/年)。写真では細かいところまでわからないが(写真をクリックすると拡大します)、どちらもペンシルストライプのダークスーツのような外観で、結晶シリコン太陽電池とはかなり印象が異なる。遠目では選択吸収膜の太陽熱コレクターと区別できなくなりそうだ。

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by greenerworld | 2006-10-12 23:00 | エネルギー  

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