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2030年、世界人口一人あたり石油生産量は現在の半分以下

 C.キャンベル氏といえば、世界各地で石油資源探査に携わったベテラン石油地質学者。いま「石油枯渇分析センター(ODAC)」を主催する。ピークオイル論を唱える一人だ。そのキャンベル氏の予測によると、2030年の石油生産は、日量3900万バレルと、現在の6600万バレル/日より大幅に減少する。しかもその多くは中東湾岸諸国以外での減少なので、世界の石油生産に占める中東湾岸諸国の比率はぐっと高まることになる(図)。

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 ところで、一方で世界人口は増え続けるので、一人あたり石油生産量はこれに増して減少していくことになる。国連の予測では、2030年の世界人口は82億人。方や2005年には64億人。

 そこで計算してみた。2005年では石油生産量は世界人口一人あたり601キロリットル(6,381MWh)/年であったのが、2030年には279キロリットル(2,965MWh)/年と半分以下になってしまう。

 ちなみに日本の2004年の一人あたり国内原油・石油製品供給は23,343kWh相当。世界平均の3.66倍ほど使っていることになる。キャンベル氏の予測の通りであれば、量としても割合としても、現在の数字を維持することにはたいへんな困難が予想される。

 2030年と言えば、うちの下の息子はまだ40歳にもなっていない。こりゃたいへんだ。

 Source:C.Cambell/Regular Conventional Oil Production to 2100 and Resource Based Production Forecastから作図

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by greenerworld | 2006-10-28 17:08 | エネルギー  

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