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ペレットストーブがやってきた

f0030644_21214962.jpg 朝晩だいぶ冷え込んでそろそろ火が恋しくなってきた今日この頃。待ちに待ったペレットストーブが我が家にやってきた。

 青梅市に工場がある東京ペレットのKさんに、以前から設置をお願いしていたのだ。イタリア・テルモロッシ社のエコサーム(エコテルムと読むのかな)3000。横板と天板はサーモンピンクで、なかなか落ち着いた雰囲気。Kさんに性能とデザインで選んでいただいた機種だ。

 我が家には12年ほど使ったデンマークはアンデルセンというメーカーのかわいい薪ストーブがあったのだが、実のところほとんど稼働していなかった。理由は、薪が手に入らないからである。周辺にはかつての薪炭林であるコナラを主体とした雑木林がまだ残っている。しかも、ほとんどの林は使われず放置されている。引っ越してきた当初は、その林から薪を入手して薪ストーブの燃料にできると期待したのだったが、見事にはずれた。もちろん林はみな人の山、あるいは都の自然公園で、勝手に材を切って持ち出す訳にはいかない。山の持ち主と知り合いになって切らせてもらおうと思ったのだが、そもそも山の持ち主がわからない。畑と違ってたまたま見に行ったところで仕事している人がいるわけではないし、役所に聞いてもつれない反応。森林組合では雑木林は管轄でないと言われた。

 で、時々道路工事などで伐採された木を見つけて分けてもらったり、造園屋さんに作業で出た材をもってきてもらったりして使っていたのだが、それも限りがあって、ここ数年は、使うのは年に数日という頻度。結局石油ファンヒーターが暖房の中心になってしまった。



 東京ペレットの原料は東京産の木材を製材したときに出るおが粉。燃やして出るCO2も山に帰る。しかも、今まで払っていた灯油代は、地域にはあまり回らない。ペレットなら、多少なりとも山に還元できる。

 我が家ではすでに、太陽光発電、太陽熱温水器を使っている。太陽光発電では電力の9割程度(もちろん昼は余っているので売り、夜間や天気の悪い日は買うその差引きで)、太陽熱では給湯用の熱の半分程度をまかなっている。トータルで我が家のエネルギー需要の5〜6割は再生可能エネルギー。ペレットストーブで灯油の消費がほぼ置き換えられるとすれば、7〜8割が再生可能エネルギーになる計算だ。

 作業は午後からの予定が雨が降り出しそうだったので、急遽午前中に開始となった。まずもともとあった薪ストーブ用の煙突を室内側だけはずし、新しい煙突でつなぎ直してもらった。しばらく掃除をしてなかったので、古い煙突をばずす時に煙突から大量のすすが・・・(工事までにはきれいにしておくつもりだったのに失礼しました)。その後薪ストーブをどけて新しい煙突をつけ、ペレットストーブを据え付け。室外側は既存の煙突をそのまま使ったため、思ったより短時間で設置が完了。昼過ぎには試運転が可能になった。
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 午後からは冷たい雨になり肌寒かったので、さっそく、ペレットストーブのお世話になった。薪ストーブと違って、ファンを使って強制的に燃焼する機構になっており、燃料のペレットは後部のタンクから自動的に供給される(中央に見える穴からぽろぽろと燃焼皿に落ちてくる)。基本的には灯油のファンヒーターと同じで、これまでの薪ストーブと比べれば格段に楽。もちろん薪ストーブはその手間を楽しむものであるから、そもそも比べるものではないが。

 ともあれこれでこの冬は暖かく過ごせそうだ。

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by greenerworld | 2006-11-19 21:34 | エネルギー  

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