アメリカ各州のRPS──日本と比べてみてください!
2007年 02月 23日
23州の導入目標は、低いところでもマサチューセッツ州の4%(目標年2009年)で、その他は8%が1州(2013年)10%が7州(2010〜2025年)、11%が1州(2022年)、15%が3州(2015〜2020年)、18%が1州(2020年)、20%以上が5州(2010〜2025年)もある。ほかに、電力の数値目標を設定した州が2州。
で、ミネソタ州は全米で最も高い導入目標を掲げたことになるが、カリフォルニア州は20%を2010年目標としているので、こちらが実質トップといえようか。
日本の新エネルギー等特別措置法では、電力会社に再生可能エネルギー(国の用語では「新エネルギー等」)電力の導入量を義務づけているが、それは2010年にわずかに1.35%。それ以後の義務量はすったもんだの挙げ句、2014年までに1.63%という数字で合意したことはすでに報告した。
どうでしょうか。このあまりの違い。日本も導入目標もってますなんて、まともな感覚なら恥ずかしくてとても言えない。
by greenerworld | 2007-02-23 18:50 | 環境エネルギー政策