管理者へのメール / 管理者のプロフィール


格差社会と戦争

 ベトナム戦争帰還兵で、いま反戦を訴えて活動しているアレン・ネルソンさんの話を聞いた。印象に残った話をいくつか。

 「軍に入隊するのは教育も受けられず、仕事もない貧しい若者」

 「貧しい若者は、お金になる、仕事の技術が身につく、外国に行ける(笑)といって、リクルートされる」

 「入隊すれば自分の頭で考えず、ただ命令を聞き、確実に敵を殺すことだけを徹底的に教え込まれる。やがて戦場に行って人を殺せることに喜びを感じるようになる」

 「米兵による犯罪が絶えないのは当然。彼らは攻撃的になるように訓練されているのだから」

 「戦争は、軍は兵士の人格を破壊する。無事に帰ってきたとしても、従軍した兵士は皆心を病んでいる」

 「エリートは戦闘とは無縁の場所にいて、彼らをチェスの駒のように使い捨てるだけ」

 豊かな若者は兵士にならないし、なる必要もない。戦争をし続けるためには、貧しさを再生産し続ける必要がある。そのためにはアメリカは格差社会であり続けなければならない。そこで気がついた。小泉構造改革が日本に格差拡大をもたらしたことは、そういう意味があったのか。その後継者が戦後の総決算を掲げるのは、その仕上げなのか。なんだか背筋が寒くなった。
[PR]

by greenerworld | 2007-06-25 20:46 | 森羅万象  

<< 日本は空梅雨、ヨーロッパは豪雨... 中国のCO2が世界をおおいつくす前に >>