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今後10年、食料価格がさらに高騰

 4日に発表されたOECDとFAOの共同レポート「Agriculture Outlook 2007-2016」は、今後10年間で世界の農産物価格が急騰するおそれがあると指摘している。すでに始まっている穀物や砂糖、油脂、そして食肉の価格上昇は、短期的には干ばつや中国などの経済成長がその原因だが、長期的には農産物市場の構造に根本的な変化が訪れるという。

 その根本的な変化をもたらす原因の一つが、バイオ燃料需要の高まりである。2006から2016年の10年で、アメリカ、ブラジル、中国、EUのそれぞれの地域で、バイオ燃料(エタノール、バイオディーゼル)の生産量は2倍に増加すると見込まれている。こうした動きは大規模農家には利益をもたらすが、食糧輸入国に住む都市の貧困層に大きな影響を与えるという。また、飼料コストの上昇で畜産農家に大きな打撃があるだろうとも予測している。

 EUではバイオ燃料(アグロフューエル=農業燃料)に対する補助の停止を求める動きも出ている。食糧自給率世界最低レベルの日本、バイオ燃料ブームに浮かれている場合か?
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by greenerworld | 2007-07-05 21:15 | エネルギー  

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