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光エネルギーを蓄えて使う

 蓄光材という機能性材料がある。一種のセラミックで、酸化アルミニウム化合物にレアメタルを混ぜて焼成したもの。太陽光や蛍光灯などの光を「蓄え」て、暗闇で数時間光を放出する。これを粉末にしてプラスチックなどさまざまな素材に混ぜて使うと、いろいろな蓄光グッズができる。携帯ストラップにも使われているものがあるので、ご存じの方は多いだろう。

f0030644_8433039.jpg 非常時の非難誘導灯は蛍光灯(最近ではLEDも)を使っているものが多いが、停電したら役に立たない。充電池付は価格も高くなる。蓄光素材の誘導表示は簡便で価格も安く、もちろん停電しても光る。蓄光素材を練り込み、テープやシールに加工したものも売っている(写真上)。家の中でも階段・ドアノブなど、暗くなると見えなくて困るというものは多い。照明スイッチの目印にも使える。


f0030644_8424570.jpg ただし、明るいのは最初のうちだけで時間がたつにつれ急速に光は弱まる。また、十分に蛍光灯の光が当たる場所でないと効果がない。さもなければ、暗くする前にわざわざ光を照射してやるという変な話になる。

 屋外で日光を蓄え利用するのが理にかなっているだろう。蓄光素材を表面に塗ったり張ったりしたタイルやブロックもあり、誘導灯代わりに使えそうだ。これも厚い雲に覆われた日は役に立たないが。
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by greenerworld | 2007-10-15 08:52 | エネルギー  

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