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×マーク;コクヨのヨコク

 日本企業もここまで来たかと思わせた。文房具・オフィス家具最大手のコクヨが、自社ブランド製品の中で環境配慮が十分でないものに「×」マークをつけるという。

http://www.kokuyo.co.jp/ecox/index.html
 
 これはエポックメーキングなできごとかもしれない。コクヨのニュースリリースによると、「今後は環境配慮を「付加価値」ではなく「当たり前」とする基本姿勢のもとに、商品開発および販売を行う」という。

 私なんか、環境配慮は企業の「付加価値を高める」ためにも重要だと、あちこちで言ってきたので、こういう宣言を読むと恥じ入るばかりである。

 ちょうど20年前、エコビジネスという言葉がまだ全く使われなていなかったころ、ある雑誌で「エコビジネスへの道」という特集を企画したことがある。結果から言うと大失敗。当時そんなことをストレートに考えている企業は全くなかった。環境に配慮していると思われる企業でも、取材してみると「それを表に出したくない」のが本音だった。売られているのは圧倒的にふつうの商品である。環境配慮商品を強調したら、じゃあ、他の商品はいったい何なのかという話になる。しかも価格は高い。

 20年たって、メーカーがここまで変わったのは、実に感慨深いものがある。企業はあくまで利益追求が目的である。それが経済発展をもたらし、生活も豊かになる。しかし、社会が持続可能でなければ、企業も存続できないというごく当たり前の話。地球環境問題はようやく社会を企業を動かそうとしているのかな、という(淡い)希望を抱かせる。
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by greenerworld | 2007-12-13 22:57 | エコエコノミー  

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