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イワツバメのとまどい

 多摩川に架かる橋をわたっていると、「ジュンジュン」という声。風を切り見事な滑空。今年もイワツバメが渡ってきた。このところのイワツバメ初見日の記録を見ると、3月1日という年(2003年)もあったが、おおむね3月中・下旬が多い。4月2日はここ10年で最も遅い(初見を確認できなかった年もあるので確実ではない)。数日冷え込みが続いたが、今朝はユスリカがたくさん飛んでいる。温暖化で渡り鳥の抱卵・育雛にも影響があると言われているが、餌のユスリカが発生した頃にぴたりとやってきているのは、自然の摂理の妙というほかない。

 ところがこのイワツバメ君たち、昨年と様子が違うのにどうもとまどっているみたいだ。実は、橋の架け替え工事が進んでおり、昨年まで巣をかけていた橋はすでに撤去されているのだ。今架かっているのは鉄骨だけの仮橋である。それでも巣をかけた(あるいは巣立った)場所に戻ってきたのだろう。

 実は上下流の橋にもイワツバメのコロニーがあって、彼らが割り込む余裕がなさそうなのだ。新しい橋が完成するのはだいぶ先。さて彼らはどうするのだろうか。
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by greenerworld | 2008-04-02 09:16 | 花鳥風月  

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