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ボルネオゾウは絶滅したジャワゾウの子孫か

 ボルネオゾウは、マレーシア・ボルネオ島(インドネシアではカリマンタン島)のサバ州東南部やインドネシア側の東カリマンタンの限られた地域にのみ生息する、森林性の小型ゾウ。アジアゾウから分かれた亜種と考えられている。2003年に行われた遺伝子調査では、ボルネオゾウがアジア本土やスマトラのゾウとは大きく異なることが明らかにされていた。

 地元では、数世紀前に一帯を支配していたスールー王国のスルタンが連れてきて森に放したとの言い伝えが根強くあった。

 どうやらこの言い伝えが正しいことが、新たな研究によって明らかになった。ではどこから連れて来られたのか。その故郷はボルネオ島の南にあるジャワ島だ。ジャワ島にいたジャワゾウがボルネオゾウの祖先だという。ジャワゾウは数世紀前に絶滅してしまっている。つまり、ボルネオがジャワゾウの“箱船”になったということになる。条件さえ良ければ、一つがいが300年のうちに2000頭に増えることは十分にあり得ることだという。

 ボルネオゾウの生息範囲は開発により狭められている。いまでは数も1000頭ほどしか残っていない。農園を荒らすために射殺されるゾウも少なくないという。(WWFより)
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by greenerworld | 2008-04-19 18:09 | 生物多様性  

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