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近ごろ巷に増えたと思うもの

 梅雨も明け、セミの鳴き声もにぎやかになった今日このごろ。道を歩いていてふと気づいたのが、窓を開けて走っている車が増えた、ということだ。

 昼下がり、信号待ちの時に数えてみたら、トラックなどの商用車を除き20台中4台が窓を開けていた。朝方などはもっと比率が高い感じがする。

 もちろん理由はガソリン価格の高騰。少しでもガソリン代を節約したいとの思いで、クーラーをかけずにいるのだろう。首都高も交通量が減っているというし、燃費の良い車の売れ行きもいい。それどころか車を手放す人も増えている。なんだかんだいっても、いちばん効果的な“温暖化対策”は、やはりコストということだ。

 とはいえ、これまで車がなければ暮らせない社会を築いてきて、ガソリンがいくら高くなっても車が手放せない人がたくさんいる。とくに地方は深刻だ。ガソリンがこれ以上上昇すると、地方では生活・産業が成り立たなくなるおそれすらある。これまで地方経済を支えてきたのは車社会に不可欠な道路建設。公共交通を廃止に追いやり、そのあげく自らの首を絞める結果になっている。そもそも高齢化社会には今のような車は向かない。地域社会を存続させるためには、車以外の交通手段(あるいは車がなくても暮らせるシステム)を導入しなければならない。ガソリン対策よりも、もっと根本的な議論をしなければ2050年への道程は見えない。
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by greenerworld | 2008-07-23 08:15 | エネルギー  

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