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ソーラー床暖房の安達太良小学校

 高村光太郎の詩集『智恵子抄』で知られる名峰安達太良山。その麓に岳温泉郷がある。ここを訪れたのは学生時代の研究室の旅行以来だ。

f0030644_16493333.jpg その温泉郷を見下ろす高台に建つのが安達太良小学校。かつて小学校の建設にあたって、地区の人々は最もよい場所を提供したそうだ。そんな小学校も老朽化が進み、3年前に新たな校舎に建て替えた。鉄筋コンクリート造だが、内装に地元産木材をふんだんに使い、中はまるで木の校舎。教室の机もランチルームのテーブルも、地元の木工組合が地場産材を使って製作した。「汚れたらいつでも削ってやるから」との保障付。

f0030644_16491739.jpg 校舎・体育館など全館が空気集熱式のソーラーシステム「OMソーラー」を使った床暖房で、断熱と合わせて冬も補助暖房が要らない。体育館の地下にあるプールも、保温とシャワーの加温、採暖室にこのシステムが使われている。以前は水が冷たく水泳授業が十分にできなかったが、このおかげで子どもたちの泳力も向上しているそうだ。裏山は森の学校として自然を生かした学習の場になっている。天文観測室もある。こんな楽しい学校なら、もう一回小学生をやり直したいと思うくらいだ。効果はてきめんで、子どもたちの学力も大いに向上したとのこと。

 こんな風に地域に大切にされて育った子どもたちは、きっと地域を大切に思うようになるだろうな。帰りのバスを待つ間、温泉街の一角で足湯に浸かりながら考えた。

 詳しくは8月29日発売の「季刊ソーラーシステム」をお読みください。
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by greenerworld | 2008-08-30 16:53 | エネルギー  

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