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北極海の氷、過去最低レベルへ

 今夏、北極海の氷が消失する危機をWWF(世界自然保護基金)が警告している。すでに過去最低だった昨年の海氷面積に迫っており、氷の厚みが減少していることを考慮に入れると、観測以来最低レベルにあるという。2年連続で海氷が記録的に縮小したことは、さらに減少する傾向にあることを意味する。

 白く輝く北極海の海氷は、地球に降り注ぐ太陽光を宇宙空間にはね返す作用があり、その分地球の温度の上昇を抑えている。海氷が消えれば、北極海の海水は太陽エネルギーを吸収し、温まる。その結果地球温暖化を加速するおそれがある。また北極海が温まることで、氷にに閉じこめられていた生物の遺骸の分解が進みメタンやCO2が大気中に放出される。これもまた温暖化促進要因となる。ホッキョクグマの受難だけではすみそうもない。

 これは北極だけのローカルな問題ではなく、地球全体の問題であり、各国がポスト京都議定書に向けて取り組みを加速させる必要があると、WWFは訴えている。
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by greenerworld | 2008-09-17 09:35 | 気候変動  

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