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サラ金経済論

 いらっしゃいませ。いくらお入り用ですか? え、500ドル、ちょっと担保調べさせてもらいますよ。あ、大丈夫ですね。与信枠まだまだありますよ。1500ドルくらいいけますよ。いやどうせ、うちの製品買ってもらうんですから。お貸ししますよ。ちゃんとうちの製品買ってくださいね。今度いいのが出たんですよ。

 てな調子で、アメリカは外国から借金しまくって、外国製品を買う。アメリカに買ってもらわなきゃ困るから、資金はアメリカに還流して借金の原資となる。それでもってまたモノを買ってもらう。挙げ句アメリカが物を買わなくなったら全てが灰燼に帰すってのが、この金融危機→経済恐慌の図式じゃあるまいか。巨額の貿易赤字を積み重ね続ける世界最大の債務国でありながら、アメリカ経済が破綻しないのは、いったいなぜなのか不思議で仕方がなかった。

 そういえば日本だって中国だって、基本的にはアメリカに売るために物をつくってるようなところがある。CO2の排出もそこまでさかのぼったら、アメリカの出している(使っている)CO2はいったいぜんたい世界のどのくらいの割合になるんだろう。

 この危機によって、ブログ子の疑問が解消される方向に進んでいるのだろうか。アメリカの繁栄が幻想とわかってしまったら、もっとおそろしいことが起こる。みんな気がついているけど、口に出してしまったらパニックになるから口に出せない。経済ってもっと精緻なシステムかと思っていたが、こんなずさんなものなんだ。もちろん世界最強の軍隊を持ち、ノーベル賞受賞者の多くはアメリカ人という科学技術大国。ちっとやそっとで倒れることはないだろう。その前にきっと他の国が破産しちゃうな。

 この危機への打開策は、アメリカがまたどんどん物を買ってくれるようにし向けるのか、それとも身の丈にあった暮らしに戻ってもらうところから始めるのか。首脳たちはどちらを選択しようというのでしょう。それとも他の国にどんどん買ってもらう?
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by greenerworld | 2008-10-23 10:19 | 森羅万象  

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