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カテゴリ:花鳥風月( 75 )

 

親を待つヒナ

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 日中は巣を離れて枝先にいるようになった。親が来たときだけ、小さな低い声でグルルル・・・ピイピイと鳴く(グルルルと鳴いているのは親鳥の方でした)。それにしても、田舎では「山鳩」と呼ばれて、子どものころは林の近くで遊んでいて「デデポッポー」という声を聞くと、どこか不気味に感じたものだ。東京に来たら町の真ん中で鳴いているのでびっくりした。
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by greenerworld | 2010-10-12 08:24 | 花鳥風月  

かえったヒナは2羽

f0030644_10455772.jpg 庭のキジバトの巣。ヒナはかなり育っているようなので、おそるおそるのぞいてみた。結局、かえったヒナは2羽らしい。すでに体長も羽の模様も親鳥並み。巣には入りきれず、1羽は枝に止まっていた。頭部にはまだうぶ毛が残り、ひな鳥だということがわかる。相変わらず、おとなしい。身じろぎもせず、じっとしている。親鳥は時々餌(ピジョンミルク)を運びにきているようだが、そのときも羽音のみで鳴き声はなし。もしかするとこれまでも気づかないうちに営巣していたのかも。そのくらい静かである。
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by greenerworld | 2010-10-09 10:46 | 花鳥風月  

ひながかえった

 庭のキジバトの巣。できるだけ刺激しないように、家の中から様子をうかがっていたが、ここ数日親鳥を見かけなくなった。もしや巣を放棄したのか? それともカラスに襲われたか? 心配になって庭に出て確認したら、まだ柔らかい羽毛に包まれたヒナが、巣の中にちょこんと座っていた。卵を温めていた親と同じように身じろぎもしない。ピーピー鳴くわけでもない。ひたすら、じっと座っている。ともかく目立たないように、というのが、キジバトの戦略らしい。ヒナのうちからこの忍耐力、恐れ入りました。ちなみにかえったヒナは1羽だけのもよう。
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by greenerworld | 2010-10-06 08:59 | 花鳥風月  

キジバトが巣をかけた

f0030644_11305611.jpg だいぶ涼しくなったので、そろそろ茂った庭木の枝を整理しようと、まずは家側に差し掛かっている太い枝を2本落とした。あれ、どこからか視線を感じる。見上げると、横に張った枝の上に細かい枯れ枝がお椀状に固まって置かれている。その上にちょこんと座って身じろぎもしないのはキジバト。卵を温めているらしい。

 そういえばここ2週間ほど、早朝からキジバトの声がやかましかった。2羽いたので、ペアで巣作りをしていたようだ。キジバトはピジョンミルクと呼ばれる分泌物で子育てするため繁殖期間が長く、秋にも産卵するらしい。

 これじゃ、枝落としはしばらくできないな。
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by greenerworld | 2010-09-26 11:45 | 花鳥風月  

チンチロリン

 あれ、マツムシが鳴いている。チンチロチンチロチンチロリン……って。唱歌を歌っている場合じゃありません。日本の野山からはマツムシが暮らせるような環境(主に採草地=草刈り場)は消え、田畑のあぜは農薬がまかれて、日本人に古くから親しまれて来たこの虫は、すっかり珍しくなってしまった。いまじゃ、マツムシと言えば外来のアオマツムシが樹上で鳴くばかり。

 先日、実家に1泊した際、床につくと近くの畑からコオロギの声に混じって聞こえるのは、紛れもなくチンチロリンと鳴くマツムシの声。ついその声にひかれて表に出ると、茶畑の上を移動しながら鳴いているのだった。1匹や2匹ではない。少し離れた畑からも、裏手の斜面からも聞こえる。

 はて、子どものころにだって、マツムシの声を聞いた覚えがない。いやそのころは虫の声なんぞに興味はなかったから、聞き流していたのかもしれない。殺虫剤もそれほど使わなくなったし、細々と生き残っていたものが復活しつつあるのか。十三夜の月の下、しばし贅沢なひととき。
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by greenerworld | 2010-09-24 21:11 | 花鳥風月  

花オクラ

 敬老の日、出張の行きに実家に立ち寄った。時々顔を見ておかないと、今生の別れになるかも知れないので……。地続きの畑に、えらく派手な花が咲いていて、オクラかと思ったら、母親が「花オクラだ」という。実ではなく花を食べる。これはマイミクのやまこさんのブログで知った。やはりとろみがあるらしい。正式な和名はトロロアオイで、別名はネリ。由来は粘りけがあることからか。練ったからか。根をすり下ろして和紙のつなぎにも使ったそうだ。
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 余談だが、八丈島では独特の大型のオクラを「ネリ」と呼ぶ。明治時代アメリカから日本にオクラが伝わったとき、それまであったネリ(トロロアオイ)に対して、アメリカネリと呼んだ。多分そのうちネリという呼び名だけが残ったのだと思われ、八丈で食べているの(花ではなく実)はトロロアオイではない(ブログ子の勝手な推定、違っていたらごめんなさい)。

 閑話休題。フヨウ、ハイビスカスやワタ、紅蜀黄なども同じアオイ科で、みな一日花である。だから花オクラも新鮮さが命、市場には出回らない。

 さてお味の方は……、すっかり味見するのを忘れてしまった。母親に種を取っておいてくれるよう頼んだので、これは来年のお楽しみ。
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by greenerworld | 2010-09-22 00:18 | 花鳥風月  

フクラスズメ(幼虫)

f0030644_1851568.jpg 山道を歩いていると、道ばたのアオカラムシの葉をかじっているイモムシがいた。フクラスズメという蛾の幼虫で、イラクサ科の葉が食草である。成虫は地味な色で目立たない蛾だが、幼虫はよく目立つ。しかし、敵が近づくと頭をそらせた姿勢で体を小刻みに揺する(写真では下が頭)。それがどれだけ防御に役立っているのかはわからない。近くに半分食いちぎられた遺骸もあった。
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by greenerworld | 2010-09-18 18:59 | 花鳥風月  

処暑を告げる虫

 酷暑いまだ収まらず、ことわざどおり彼岸の頃までは続きそうだ。それでもセミの声はだいぶ少なくなった。代わりにうるさく聞こえだしたのが、アオマツムシ。わが家のあたりでは例年8月の下旬から鳴き出すが、今年はやや遅れて28日の夜に庭木で鳴き始めた。リューリューリュー・・・と、日没時分から大きな音で鳴き続け、夜半には鳴き止む。

 原産地は南中国から東南アジアあたりで、戦前に木材とともに日本に渡ってきたらしい。コオロギの仲間だが、一生を木の上で過ごす。十数mは飛ぶようで、街路樹伝いに広がった。街路樹に殺虫剤が大量に降りかけられていた時代はほとんど絶滅しかけたようだが、記憶では80年代半ばごろから都会で増え始め、次第に郊外に広がっていったようだ。公園や街路樹の整備がアオマツムシには好都合だったか。日本の生態系には樹上で暮らすコオロギの仲間というジャンルを欠いていたので、天敵も少なく、急速に広がったのだろう。写真はコンクリタイルの床の上にたまたま飛んできたオスだが、木の葉の上にいるとなかなか見分けがつかない。ただ、スズメバチやアシナガバチ、ヒヨドリなどが餌にしているようである。クロアナバチのような狩バチも幼虫の餌にしそうだが、何分都会には彼らが巣作りできる環境が少ない。
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 アオマツムシが鳴き始めると他の秋の虫の音(ね)もすっかりかすんでしまう。都心の公園などでは、頭上から降り注ぐアオマツムシの合唱でやかましいほど。秋の風情も何もあったものではない。それでもこの声を聞くと、暑さももうしばらくの辛抱と思える。
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by greenerworld | 2010-08-31 08:08 | 花鳥風月  

アサギマダラ?

 猛暑が戻ってきた。窓からふわりふわりと飛ぶ美しい蝶が目に入った。あれっ、もしかしてアサギマダラ? 庭に出て後を追ったがもう飛び去っていた。今日は敗戦の日で旧盆のお中日。南の海に散った兵士か、それとも死んだ友か。
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by greenerworld | 2010-08-15 22:54 | 花鳥風月  

トラマルハナバチ

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 トラマルハナバチが木漏れ日を浴びて、クズの葉の上にとまっていた。昆虫も変温動物。この暑い季節でも、朝のうちは体温が上がらないのか。それとも、逆に羽を広げて体温を下げていたのか。この毛むくじゃらではいかにも蒸し暑そうだが……。

 しばらくすると飛び立ち、ヒキオコシの小さな花にせわしなく次々と口を差し入れた。
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by greenerworld | 2010-08-09 10:04 | 花鳥風月