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カテゴリ:エコエコノミー( 27 )

 

Google が今年中にカーボンニュートラルへ

 世界最大の検索サイトを運営する米Googleが、気候変動対策に乗り出した。省エネパソコンの開発普及でインテルとともに音頭を取って非営利団体を設立、マイクロソフトをはじめとする世界中のソフトウェア、パソコンメーカーが参加している。さらにGoogleは2007年末までに同社の排出するCO2などの温室効果ガス(GHG)をゼロにする計画を発表した。

 具体的には、
 1 エネルギー効率の向上による消費削減。
 2 再生可能エネルギーへの投資。
 3 直接削減できない分については排出権(カーボンオフセット)を購入
 することによって、実質ゼロを目指すという。

 Googleは最近、カリフォルニア州マウンテンビュー市内にある本社社屋に1.6メガワット(1600キロワット)の太陽光発電システムを完成させた。トヨタプリウスなど既存のハイブリッド車を改造して、プラグインハイブリッド車(家庭用電源から充電できるタイプのハイブリッド車)にできるシステムの開発に1000万ドル(12億円)以上かけて取り組むことも発表した。

 すでにウォルマートなどの米企業がカーボンニュートラルに取り組んでいることは紹介したが、Googleのこうした姿勢は他の企業にも大きな影響を与えるに違いない。日本にも遠からず波及することを願いたいものだ。
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by greenerworld | 2007-06-20 20:09 | エコエコノミー  

ポテトチップの袋にCO2排出量表示

 スーパーなどで売られる商品に、その商品が作られてから廃棄されるまでのトータルのCO2排出量=カーボンラベルを表示させることを、イギリス政府が計画しているという。カロリー表示や成分表示と同様に、「このポテトチップの1袋あたりのCO2排出量●●g」などと表示させようというわけだ。政府系のカーボントラストという企業と英国規格協会が、今後1年半かけて算出のための基準づくりを行うという。

 すでにスナック菓子メーカーのウォーカーズが販売するチーズ&オニオン味のチップの袋には、1袋あたり75gと表示されているそうだ。テスコやマークス&スペンサーといった大手小売業も製品にカーボンラベル表示を行うとともに、自らの事業活動におけるCO2排出削減を打ち出している。

 将来は「75g分は植林活動に寄付することでカーボンオフセット済み」なんて書かれた商品も現れるんでしょうね。以前、排出権付きの商品のアイデアを考えたけど、う〜ん、だんだんSFの世界が現実になってくるような……。
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by greenerworld | 2007-05-31 20:50 | エコエコノミー  

ウォルマート、グリーン電力100%へ太陽光発電を設置

 世界最大のスーパーマーケットチェーンで日本の西友も傘下におさめる、米ウォルマートストアーズが、カリフォルニア州やハワイ州などの店舗や流通センター22か所に太陽光発電システムを導入する計画だという。太陽光発電システムはBPソーラー、サンエジソンLLC、パワーライトから購入、設置出力は明らかでないが、総発電量は年間2000万kWを見込む。

 ウォルマートは、将来的にエネルギーすべてを再生可能なエネルギー源からのものに転換することを目標としており、今回の太陽光発電の設置はその第一歩となる。また、ウォルマートは白熱電球を電力消費が4分の1以下の電球型蛍光灯に交換するキャンペーンも展開している。今年のアースデイ(4月22日)では、シカゴ周辺の店舗で43万個の電球型蛍光灯を無料配布した。
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by greenerworld | 2007-05-08 17:15 | エコエコノミー  

小川町の新しい生ゴミ資源化プラントが完成

f0030644_2113429.jpg 埼玉県小川町のNPOふうどが建設を進めていた、生ゴミ液肥プラントが稼働を開始。町内100世帯と小学校給食からの生ゴミが投入され、微生物の力で分解されて1か月半ほどで液肥に変わる。その際にメタンが含まれるバイオガスが発生、これはエネルギーとして発酵槽を温めるほか、さまざまな用途に使用することを検討している。ガスエンジンによる発電もその一つで、近々実験を始めるとのことだ。地元産の木材を使った建屋の屋根には1.84kWの太陽光発電システムものっている。

f0030644_2111964.jpg ふうどでは建設費の半分ほどを市民による出資によってまかなった。出資金は10年後に利益とともに出資者に返還される(ただし損失が出た場合はその分は相殺)。利益は町からの生ゴミ処理の委託費と液肥を農家に販売した収入、その他の関連事業収入から。また生ゴミ処理に協力してくれた家庭には野菜クーポンが配られる。クーポンは野菜交換会で、液肥を使って栽培された有機野菜と交換できるのだ。生ゴミを資源にして循環させる仕掛けである。

 (詳しくは2月末発売予定の季刊「ソーラーシステム」107号をお読みください)
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by greenerworld | 2007-02-15 21:06 | エコエコノミー  

間伐材を燃料にするうまい手とは

 バイオマスには熱い視線が集まっている。とくに地域に仕事がなく過疎が進む中山間地では、その木質バイオマスのエネルギー利用を地域振興の切り札にしたいと、期待する。間伐を進めないと山がきちんと育たないばかりか、豪雨や台風、大雪でひょろひょろのスギやヒノキがが倒れ、災害の原因となる。そもそも宝の持ち腐れ。しかし、試算してみると、エネルギー利用はとても採算に合わず、期待は期待で終わる。

 一方で日本には未利用の大量の木質バイオマス資源がある。飲食店やコンビニ・家庭で使われる割り箸だ。日本国内で消費される割り箸の数は年間270億膳に達する(EICネット)。手元の割り箸の重さを計ってみたら、約4g。つまり全部で年間10万トン以上が使われほとんど廃棄されている。発熱量を2,500kcal/kgとすると、25万Gcal。原油換算で2万7000トンもの量だ。ちゃんと使えば、6万軒近い家庭で年間の風呂を沸かすエネルギーがまかなえる。

 これらの割り箸は当然人口の多い都市部で大量に発生する。つまり都会にこそ割り箸バイオマス資源が眠っているのだ。

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by greenerworld | 2006-12-01 11:58 | エコエコノミー  

コロラドのグリーンビール

 日本には「風で織るタオル」があるが、こちらは風で醸す「グリーンビール」の話。コロラド州に本社を置くニュー・ベルジアン・ブルワリー社は、年間1億3000万ボトルを生産する大手ビール醸造会社の一つ。

 創業者は自転車とビール造りが趣味の電気系の技術者とその妻のジョーダン夫妻。夫婦でヨーロッパへ自転車旅行に行って、ベルギービールにはまった。コロラドに帰ってから、彼らはベルギー風ビールを作り始めた。名付けたビールの名前がダブルエールの「ABBEY」とアンバーエールの「FAT TIRE」。後者の名前の由来はベルギーの自転車旅行に使ったマウンテンバイク。

 1991年から彼らはビールの商業生産に取りかかる。ビジネスは順調に発展、そして1998年からは、同社が使う電気は全て風力発電を中心にしたグリーンエネルギーでまかなわれている。ビール醸造にはたくさんのエネルギー、特に電力を使っていた。従業員の意志により、CO2排出を最小化するために風力発電からの電力を購入することにしたのだ。それだけでなく、醸造かすは発酵させてバイオガスを取り、コジェネレーションシステムで電力と熱に利用、ビールの配送トラックはバイオディーゼルで走っている。さらに同社では「サステナビリティスペシャリスト(サステナビリティの女神)」が工場のエネルギー消費状況を監視し、その削減に努めている。たとえば、外光を工場内に導いて照明に使う、冬には外気を保冷に利用する、醸造に使う水を削減する等々。

 従業員には入社1年後に自転車がプレゼントされ、3分の1はその自転車で通勤している。自転車だけでなく、企業の共同所有者になる権利も得ることができる。

 FAT TIRE、やはり一度飲んでみたいものだ。どこか日本で売っているところをご存じないですか?

 参考
 Living on Earth http://www.loe.org/
 New Belgian Brewery http://www.newbelgium.com/

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by greenerworld | 2006-10-14 16:36 | エコエコノミー  

エネルギーを目に見えるようにしては?

 エネルギーは熱としては感じられるが、目に見えない。特に電気を使っているとき、消費状況が見えないだけでなく、それが直接どれだけ地球環境に影響を与えているか、実感することができない。それが省エネルギーやエネルギー効率化にもう一つ真剣に取り組めない原因の一つかもしれない。
f0030644_1315310.jpg

 わが家の太陽光発電パネルのコントローラーには消費電力を表示・記録する機能もある。そのパネルを見ると、今家全体でどれだけ電気を使っているかはわかる。通常より多めだなというときは、消し忘れがあったり、ムダな電気を使っていることが多い。そうやって各部屋をチェックして消して回っているので、相当な嫌われ親父である。

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by greenerworld | 2006-07-27 13:02 | エコエコノミー