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米東海岸も暖冬でクリスマスセール空振り?

 クリスマスを前にして、アメリカ東海岸でも異常に暖かい日々が続いているという。12月に入ってからの平均気温は去年より15°F(8.3℃)も高く、ワシントンやニューヨーク、ボストンでは人々はコートも帽子も手袋もなしで通勤、冬物衣料がさっぱり売れない。昨年はここ10年で最も寒かったため、よけいに暖かく感じるというが、2001年以降では最も気温が高い。街頭で寄付を募るサンタも、防寒のために重ね着をする必要がない。アパレル関係者はこのまま温暖化が進み、冬物が売れなくなることを心配しているようだ。
(New York Times, Dec. 23)
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by greenerworld | 2006-12-23 13:08 | 気候変動  

オーストラリアに154MWの大規模太陽光発電プラント計画

 オーストラリアビクトリア州で、新しいタイプの集光型太陽光発電プラントの建設計画が進められている。

 計画しているのはメルボルンに本社を置くSolar Systems社で、計画では総発電出力154MWという巨大なプラントとなる。フレネルレンズではなく、多数のヘリオスタット(太陽追尾型反射鏡)を使って集光を行い、受光部に太陽電池を設置する方式で、ヘリオスタット集光太陽光発電(HCPV)と呼ぶ。太陽電池は結晶シリコンタイプの3倍の高効率をもつ、三層結合構造の化合物型を使う予定。集光により太陽エネルギーを500倍に高めるため、太陽電池効率との相乗効果で、結晶シリコンモジュールを使った場合に比べ、同じ面積で1500倍もの電力を生み出すことができるという。

 同プロジェクトの建設予算は4億2000万AUドル(約378億円)で、うちオーストラリア連邦政府、ビクトリア州政府から合わせて1億2500万ドルの支援が予定されている。ビクトリア州北西部に造られるプラントは2008年に運転を開始し、2013年には154MWのフル操業に至る予定。年間発電量は27万MWhで温室効果ガスの削減効果は年間40万トンと見積もられている。

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by greenerworld | 2006-12-21 20:40 | エネルギー  

[Obituary] 揚子江カワイルカが絶滅!

 CNNによると、中国・揚子江にすむカワイルカが事実上絶滅したことが調査によってわかった。30人の科学者からなる調査隊が、6週間揚子江を1000マイルにわたって調査したが、1頭の個体も発見できなかった。1980年代にはまだ400頭が生息していたと考えられているが、1997年の調査では13頭が確認されただけだった。また2004年には漁民による目撃情報もあった。種を維持するためには最低20〜25頭が生息している必要があるとされており、もし今回の調査で発見されずに生き残っているものが何頭かあるとしても、もはや種として存続することは難しいという。

 乱獲と船舶交通の増加が絶滅の主な原因と見られる。ほとんど目が見えない揚子江カワイルカは音波を使って位置を確かめ、餌をとっている。エンジン音によってそれが阻害されてしまうのだ。

 2000万年前から揚子江に生息してきたといわれる揚子江カワイルカは、永遠に失われてしまった。さらに揚子江にすむスナメリも生息数が400頭を割り込んでおり、絶滅が危惧されている。この絶滅はこれからも続く大量絶滅の始まりに過ぎないかもしれない。揚子江だけでなく。

 本日のモーツァルト的気分:Requiem in D minor 第4楽章

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by greenerworld | 2006-12-18 07:52 | 生物多様性  

世界の家畜品種の20%が絶滅の危機に

f0030644_9532485.jpg 牛・豚・鶏など、われわれに肉やミルク、卵、皮革や繊維を供給し、生活にも農業にもなくてはならない家畜・家きん。世界食糧機関(FAO)の遺伝子資源データベースには世界中で7600種の家畜・家きん品種が登録されている。ところがFAOのレポート「世界の動物遺伝子資源の現状」によれば、そのうちの190種は過去15年間に姿を消し、さらに1500種が絶滅の危機に瀕しているという。

 家畜・家きんは世界中で10億人の人々の生計を支えており、農村で暮らす貧困層の70%が家畜・家きんに生計の多くをゆだねている。

 伝統的な農村地域の生産様式では、食糧から使役に至るまで多くの目的に利用できる家畜を必要とする。これに対し、近代的な農業は(ミルクならミルク、肉なら肉といった)特定の用途に特化した品種を開発し、生産性を高めている。

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by greenerworld | 2006-12-17 09:54 | 生物多様性  

ヨーロッパは異常な暖かさ

 日本でも今年は秋から初冬にかけて気温が高かっただけでなく、来年にかけても暖冬が予想されているが、ヨーロッパでも異変が起きているようだ。ロイター環境ニュースのレポート。 

 アルプスのスキーリゾートは雪不足で人工雪でしのいで来たが、ようやく雪が降り始めた。デンマークでは蝶が飛び、いつもならとっくに閉鎖しているフィンランドのゴルフ場はまだプレーできる。春作物が芽吹いてしまい、農民が寒さで芽がやられることを心配している。

 ロシアではクマが冬眠せず、モスクワ市内にはヒナギクやスミレが咲いている。例年なら凍り付いている12月7日のモスクワの気温は7℃まで上昇した。ドイツでは花粉症、スウェーデンでは季節外れの洪水。

 今年のヨーロッパの秋の平均気温は平年を2℃上回り、過去500年間で最も暖かかった。専門家は自然の変動かもしれないと言うが、温室効果ガスとの関連を懸念する人も多い。

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by greenerworld | 2006-12-13 13:10 | 気候変動  

半ペー──料理編

半ペーのさしみ
上品に食べるなら、4分の1ぐらいに切って盛り付け、生姜醤油でいただく。ほんとうは、そのまま何もつけずにむしゃむしゃ食べるのがおいしい。

焼き半ぺー
網であぶって少し焦げ目がついたくらいを、やはり生姜醤油でいただく。フライパンに油をしかずに焼いてもOK。焼きたてを何もつけずそのままむしゃむしゃ食べてももちろんおいしい。

バター焼き
フライパンを使ったバター焼きは、最後にちょっとだけ醤油を垂らし軽く焦がせるのがコツ。

チーズ焼き
半ペーにモッツァレラチーズ(とろけるスライスチーズでも可)をのせ、オーブンで焼く。

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by greenerworld | 2006-12-12 20:17 | スローフード  

[DVD]誰が電気自動車を殺したのか? 

f0030644_10253169.jpg 「Who Killed The Electric Car?(誰がその電気自動車を殺したのか?)」。定冠詞がついているのは特定の車を指しているからで、GMのEV1のことだ。1996年に市場に投入されたバッテリー電気自動車EV1は、2シーターのスポーツカータイプ。キュートで、速く、静か、しかもクリーン。アメリカの交通輸送の未来を変えるかもしれないと思われた革新的な車であり、事実一部のカーユーザーに熱狂を持って迎えられた。しかし、GMは2004年末を持ってリースを終了することを決定。EV1は全てリースという契約方式であったため、ユーザーは回収を拒むことができなかった。回収されたEV1は次々とスクラップにされていく。元ユーザーたちは、EV1を救おうと立ち上がり、キャンペーンを始める。そして残されたEV1を守るために、24時間の監視態勢を続けるが、とうとう……。

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by greenerworld | 2006-12-11 10:27 | レビュー  

半ペーまたは黒はんぺんのこと

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 おかげさまで(誰のおかげか知らないけど)静岡の黒はんぺんはだいぶ有名になった。

 静岡県では、はんぺんといえば黒はんぺんだから、わざわざ黒はんぺんとは言わない。私の子どものころは「半ぺー」と呼んでいた。

 何十年も前のこと、東京で過ごした初めての冬に、下宿に友人が来ておでんを作ろうということになった。総菜屋でおでん種を買い求め、「はんぺんありますか」というとなにやら見慣れない、まるでマシュマロのように白くてフワフワしたものを渡された。思わず「なんですかこれ?」と尋ねてしまった。総菜屋のおやじさんの答えはもちろん、「なにってはんぺんに決まってるだろ」。私に言わせればあんな頼りないものは「半ぺー」ではない。私はこちらの方をかたくなに「白はんぺん」と呼んでいる。

 さて、半ペー、黒はんぺんは何からどうやってつくられるのか。イワシのすり身が原料に含まれているであろうことはすぐにみてとれるが、うかつなことに製法をよく知らないのだった。



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by greenerworld | 2006-12-09 08:14 | スローフード  

アイオワ州にセルロースエタノール工場の計画

 セルロース・エタノール(Cellulosic Ethanol)とは、食料であるトウモロコシやサトウキビの代わりに、草木のセルロースを分解した糖から発酵させて作る、次世代のバイオ燃料。いまは実証段階だが、2010年頃には商業化が実現すると期待されている。アメリカのエタノールメーカー、ブローイン・カンパニーズはアイオワ州の自社工場ボイジャーエタノールの拡張にあたって、セルロース・エタノールの生産設備を設ける予定だ。工場では、従来の年5000万ガロンから1億2500万ガロンにエタノール生産量が増強されるが、新たにトウモロコシのかす、茎や葉のような残滓からもエタノールを生産することができるようになる。工場は2009年に完成、稼働の予定という。

 本日のモーツァルト的気分:Symphony No.38 in D major KV.504 第一楽章
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by greenerworld | 2006-12-05 14:25 | エネルギー  

森のバイオマス研究会

f0030644_19172785.jpg 週末は広島県庄原市を訪問。庄原をベースに活動するNPO法人森のバイオマス研究会にお招きいただき、ヨーロッパのバイオマス地域づくりについて話をさせていただいた。庄原市は合併によって全国有数の面積を持つ自治体になったそうだが、ご多聞にもれず過疎と財政難に苦しんでいる。しかし、研究会のメンバーには若い人が多く、活気がある。いろいろな仕事に携わる人たちが参加して、森林資源の有効活用、ペレットの普及や里山の管理などの活動に取り組んでいる。

 写真は研究会が企画して広島のメーカーが製造した「広島型」ペレットストーブ「ペレトーブ」。市内の道の駅に設置され、普及啓発に一役買っている。研究会の努力もあり、木質エネルギーの認知度はかなり高まってきたようだ。

 イベントのあった3日朝は冷え込んで雪がちらついたが、ペレットストーブの暖かさを知るにはちょうど良い天候だった。森のバイオマス研究会の皆さん、お世話になりました。エコプロダクツ展でまたお会いしましょう。

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by greenerworld | 2006-12-04 19:19 | エネルギー