管理者へのメール / 管理者のプロフィール


<   2008年 11月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 

不況で売れているあの食べもの

 アメリカでは、この金融危機に端を発する不景気で、車を始めおよそあらゆるものが売上を落としているが、その中で気を吐いている商品がある。あのスパム(SPAM)だ。毎日毎食食卓に出てくるとうんざりするところから、スパムメールの語源ともなったスパム。製造元のホーメル社は休日もなしのフル生産なのだという。

f0030644_17332334.jpg 実は元々スパムはアメリカ人が食費を節約し出すと売れる、不況に強い商品といわれているらしい。向こうでは12オンス(350g)缶が2.75ドル(270円)だから確かに安い(日本では倍ぐらいする)。日本ならサバ缶とか魚肉ソーセージの感覚だろうか。ホーメル社のサイトに行くと、Tシャツに帽子、ボールペンにマグカップなど、スパムにちなんだ商品もいろいろ取りそろえて売っている。スパムは安っぽい食品の代表で、ジョークの対象でもあり、それでいてけっこう愛されていたりもする。ホーメル社が、「スパムメールの呼び方を変えろ」って文句いった話もきかないし。
[PR]

by greenerworld | 2008-11-15 17:42 | 森羅万象  

太陽光補助金事務は太陽光発電協会に

 資源エネルギー庁では、今年度の補正予算90億の住宅用太陽光発電設置補助金(1kWあたり7万円)の実務を担当する補助事業者の公募を行っていたが、10月31日にその発表があり、太陽光発電協会(JPEA)が採択された。JPEAは太陽電池セル・モジュールメーカー、周辺機器メーカー、住宅・住設メーカー、電力会社などが会員として名を連ねる有限責任中間法人。

 結局応募したのははJPEAだけ。以前の補助制度の時は新エネルギー財団(NEF)が担当していたが、NEFが名乗りを上げなかったのは「補助金依存型公益法人の改善措置」(国からの補助金収入を全収入の3分の2以下にする)に抵触するかららしい。もっとも事前の根回しはあったようで、公募以前から業界内ではJPEAが窓口になるだろうと噂されていた。

 大手企業が会員にいるとはいえ、太陽光発電は小さな市場であり、JPEA自体も小所帯。これだけの事業を引き受けるには体制づくりが急務である。募集時期や内容の詳細が決まるのはまだだいぶ先になりそうだ。
[PR]

by greenerworld | 2008-11-12 11:27 | 環境エネルギー政策  

白鳥の便りが届いた

 八戸の酔狂さんから、近所の川に“冬の使者”白鳥が飛来したとのニュース。ここ数日ぐっと冷え込んで、もう冬も間近。f0030644_17282410.jpgうちの近所で白鳥は見られないので、数年前に訪れたクッチャロ湖で撮った写真を。これは北に帰る途中のコハクチョウ。全然逃げないので、コンパクトデジカメでもこんなに大きく撮れてしまった。そろそろペレットストーブの準備をしなくっちゃ。
[PR]

by greenerworld | 2008-11-10 16:36 | 花鳥風月  

62歳の現役プロ野球選手?

 漫画「あぶさん」(ビッグコミックオリジナル、小学館)の主人公・景浦安武選手が来期もソフトバンクホークスでの現役続行を宣言したらしい。景浦選手は1946年生まれという設定だから62歳になる。いちいち漫画のことに目くじら立てていられないが、これって、どう考えても無理じゃないか。「あぶさん」は現実のプロ野球の世界で架空の人物である大酒飲みの景浦選手が代打専門で活躍するというストーリーで、ブログ子もかつては愛読していたが、彼が40歳半ばを過ぎる当たりから、どうも設定に破綻をきたし始めたと感じ、全く読まなくなってしまった。なので今内容を批評する資格はないのだが、これは誰か作者に引導を渡した方がよくないだろうか。

 そういえば、「ゴルゴ13」もまだ続いているようだが、超一流のスナイパーもおそらく今は70歳を超えている(1935年生まれという説あり)。これは一作一作読み切りと考えればいいのかもしれないが、時々出自の謎解きがあったりするので、矛盾がふくらむ。

 「こち亀」も連載開始から30年以上だそうで、両さんもそろそろ退職のはずだがいつまでも若々しいな。こちらはギャグ漫画だからまあいいか。それにしても両さんの銅像の除幕式に行って上機嫌のあ・そうさん、日本の文化は漫画やオタクばかりじゃありません。ホテルのバーで酒と葉巻を楽しんでいる間に、他の文化にもふれてもらいたいものです。漫画を否定する訳じゃありませんが、海外の指導者と会ったとき漫画とゲームの話をするのかね。そういえば、スポーツの話題だけで乗り切ったサメの脳みそもいましたっけ。ああ恥ずかしい。
[PR]

by greenerworld | 2008-11-09 12:37 | 森羅万象  

IEAが原油生産の急激な減少と価格上昇を警告

 国際エネルギー機関(IEA)は来週年次報告書であるWorld Energy Outlook2008を発表するが、その中で、世界経済が回復すれば再び原油価格は100ドル/バレルを超え、2030年までには200ドルを突破するとの見通しが示されるようだ。英経済紙フィナンシャルタイムズが伝えている。

 新興国の発展に伴い石油需要が高まる一方、古い油田の生産量が減少し、新規油田の開発にコストがかかるようになるため、としている。需要の伸びと減少を補うためには、2010年までにサウジアラビア一国の生産量(日量約700万バレル)に相当する量を新規開発などによって確保しなければならない。石油産業は2030年までに毎年3500億ドル(35兆円)の莫大な投資が必要だとしている。

 中東の主要な油田を含め現在の主な油田はほとんどが1970年以前に発見・開発されたものである。M.K. ハバートの「ピークオイル説」をIEAもある程度認めざるを得ない状況になっている。報告書では、既存油田の生産量の自然減少率は9%、増産努力によって6.7%まで減らすことができるが、それでも2030年までには8.6%に達する見込み。

 生産量が減れば需給バランスが崩れ、新規投資が功を奏してもコスト高で、いずれにしても安い石油の時代は終わりを告げたということになる。経済が回復すれば原油高が襲い経済の足を引っ張る。石油に頼っている限り、このジレンマから抜け出せなくなりそうだ。
[PR]

by greenerworld | 2008-11-06 11:20 | エネルギー  

日本に根付くか、カーボンフットプリント

 以前、イギリスでポテトクリスプやジュースなどにCO2排出量(カーボンフットプリント)を表示する試みが行われていることを伝えたが、今年度から日本でも同様の試みが始まった。

 経済産業省が、6月「カーボンフットプリント制度の実用化・普及推進研究会」を立ち上げ、有識者、メーカー、流通各社担当者などが委員として参加して検討を重ねている。カーボンフットプリントの検討は洞爺湖サミットを前に発表された福田ビジョン「『低炭素社会・日本』をめざして」の中に言及されており、いわば福田政権の置き土産。

 カーボンフットプリント(炭素の足跡、以下CF)とは、原料採取から製造・流通・販売・使用・廃棄に至るまで、その商品の一生でどれだけのCO2(CO2換算した他の温室効果ガスも含む)を排出しているかを、製品当たりの排出量で示したもの。共通のマークとともに数値が容器・包装のどこかに表示されることになる。先の研究会に参加している事業者を中心にCFの算出を進めており、30社100品目(予定、一部重複あり)が12月11-13日に東京ビッグサイトで開催されるエコプロダクツ2008に参考出品される。共通マークも11月中旬には発表される予定だ。

 とはいえ、CF算定のルールを決めるのは難しい。自社内で排出されるエネルギー起源などのCO2は把握できても、原料の排出量はさかのぼって計算するのか、それとも原料メーカーにまかせるのか、原料ごとのばらつきをどうするのか、どういう流通経路を使うのか、店舗ではどのように売られ、家庭ではどのように使われているのか……。などなど、各社とも四苦八苦しているようである。

 果たしてCFが消費者に認知され受け入れられるのか、という問題もある。成分表示や原産地表示と違い、直接安全・安心に結びつくわけではない。そのためにコストをかけて(算定だけでなく認証にもお金がかかるだろう)、商品価格にはね返るのでは元も子もない。もっとも取り組む企業側では、サプライチェーン管理の強化、効率化というメリットを見出しているところもあるようだ。

 エコプロダクツ展の結果も踏まえ、来年度は実際の店舗で施行されると言うから、CFつき商品をわれわれが目にする日もそう遠くはないが、まだまだ普及には時間がかかるだろう。あるいは普及しないまま消えていくかもしれない。

 ところで、なぜこんなにわが国の取り組みが素早かったのか。2010-2011年にCFの国際標準規格(ISO)化を控えており、来年にはその案が提示される予定。そこに日本の意見を反映させるには、実はぎりぎりのスケジュールなのだ。
[PR]

by greenerworld | 2008-11-05 09:06 | 環境エネルギー政策