管理者へのメール / 管理者のプロフィール


<   2009年 04月 ( 15 )   > この月の画像一覧

 

ミツバチだけじゃない

 農薬の影響かウィルスか、日本でも養蜂セイヨウミツバチが減っており、果樹の受粉に影響が出ているという。アメリカに端を発したCCD(蜂群崩壊異常)がいよいよ日本でも、と心配されているようだ。事の本質は生態系全体の劣化にあるのだが、そのことにふれているメディアはブログ子の知る限りない。

 CCDの原因は複合的な要因とされているが、長く「家畜」として育てられてきたセイヨウミツバチの脆弱さがその背景にあると考えている。セイヨウミツバチは数千年前から中東やヨーロッパで飼育されてきた歴史があり、その間に飼いやすく蜜を多く貯める系統が選び出されたと思われる。アメリカにもたらされたのも、その「家畜ミツバチ」である。しかもアメリカのミツバチは移民時代に運ばれた少数の群れから増えたもので、遺伝的な変異はさらに小さいはずである。こうしたことから元々病気や外敵、環境変化に弱いと考えられる。一方アメリカの作物もヨーロッパや中央アジア起源のものが多く、小麦など穀類を除いては、実をつけ種子を結ぶために花粉を運んでくれる送粉者(ポリネーター)を必要とする。そのパートナーこそ同じユーラシア起源のセイヨウミツバチである。日本でも果樹にはリンゴやサクランボなどヨーロッパや中央アジア原産のものが多く、この受粉にはミツバチが必要だ(ただし在来種のニホンミツバチでも可)。ブロッコリーなどの野菜類も種をつけるためにミツバチの助けを必要とする。でなければ、翌年蒔く種をつけてくれなくなり、栽培が継続できない。

 ミツバチは、ハナバチ(花蜂)類という大きなグループの一員である。ハナバチはクマバチやマルハナバチなど、花粉と蜜に依存しながら暮らすハチの仲間である。彼らは餌を集める過程で(図らずも)植物の授粉を行っている。もちろん受粉を助けるのはチョウやハナアブなど、ハナバチ以外にもある。花(植物)とポリネーターの関係は共進化という現象で結ばれ、花はポリネーターを誘うために、またポリネーターは効率よく花粉や蜜を集めるために、さまざまな形態・機能上の進化を遂げ、特殊化してきた。

 果樹や野菜に限らず、陸上の多くの植物は、種の存続にポリネーターを必要とする。またポリネーターも植物(花)の提供する花粉や蜜に依存している。持ちつ持たれつの関係はどちらかがいなくなったときに、相手も存続できなくなることを意味する。開発で植物が失われるとポリネーターが滅び、ポリネーターが農薬の影響で死滅すると、いずれ植物も消えていく運命にある。

f0030644_827551.jpg ポリネーターが世界各地で減少しているという報告が気になる。負のスパイラルを転げ落ち始めているのではないか。ミツバチの減少は、果樹や野菜の受粉という人間にとっての直接の利害に関わる。しかし、ポリネーター全体の減少は、間接的にじわじわと私たちの未来を狭めていく。ハチの羽音が聞こえなくなったとき、それは生態系の崩壊の始まりなのかもしれないのだ。
(写真はツリフネソウの花に潜り込んで花粉と蜜を集めるトラマルハナバチ)
[PR]

by greenerworld | 2009-04-30 08:32 | 生物多様性  

ノルウェイ、2015年にガソリン車の販売禁止?

 6年後、ノルウェイではガソリン自動車は売ることができない──そんな構想を同国のKristin Halvorsen財務大臣が語っている(Reute rEnvironment News)。目的はもちろん気候変動への対応だが、世界的な経済危機に苦しむ自動車メーカーに、環境対応社へのシフトを促す狙いもある。ノルウェイは温暖化の影響を受けつつある北極圏を国内に抱えると同時に、北海油田を抱える産油国でもある。しかも大きな自動車メーカーはない。禁止されるのは、2015年以降新たに販売される車で、電気自動車やバイオエタノール車、ハイブリッド車など以外の、純粋にガソリンのみで走るもの。

 Halvorsen財務大臣が所属する左派社会党は3党による同国の連立内閣の中では少数政党で、この構想がすんなり通ることはなさそうだが、一石を投じることはできるだろうか。ちなみにノルウェイには電気自動車ベンチャーのThinkがある。国産のグリーンカーメーカーを後押しする意図もありそうだ。
[PR]

by greenerworld | 2009-04-29 19:17 | 環境エネルギー政策  

東京にもあった自転車道?

f0030644_1048579.jpg 東京都中央区。東京駅からほど近く、大企業の本社が集中する地区で、歩道の中程に線が引かれているのを発見した。見上げると自転車と歩行者のアイコンの看板がある。つまり写真でいうと右側は自転車道らしい。調べてみると、東京都では、平成11年度国土交通省の「自転車利用環境整備モデル事業」に選定され、7つのモデル地区で自転車道整備を進めていた。ここはそのうち、「昭和通り」部分で、銀座から京橋まで、歩道を分割した自転車道を設けているようだ。

 しかしグーグルのストリートビューでたどってみると、この区分け、途中で途切れていたり、地下鉄の入口や歩道橋の階段で寸断されていたり。自転車道ではなく自転車置き場と化している場所も少なくない。実際その場で見ていても、歩行者も自転車も区分けはお構いなしで通行している(そりゃそうだ、地下鉄の入口も歩道橋の階段も自転車道側にあるのだから)。

 ほとんどの人は自転車道があることを認識していないのではないだろうか。モデル事業なら、イベントをやるとか、周辺住民や企業を巻き込むとか。もっと広報や教育が必要だろう。

 自転車道はネットワークでないと意味がない。交通手段として定着させようというなら、自転車を利用して、どこにどのようにアクセスするのか、公共交通との連結を考えた戦略も必要(当然自転車置き場の整備も)。「お役所仕事」という言葉が頭をよぎる。
[PR]

by greenerworld | 2009-04-29 10:49 | 環境エネルギー政策  

大当たりのお昼ご飯

f0030644_20252518.jpg このところ福島県への出張が続いている。昨日は木質系ボイラー施設の視察で三春町へ。実は10日ほど前も、有名な「滝桜」を見に寄り道したばかり……。

 三春町は、三春藩の城下町で、滝桜以外にも見どころはたくさんあるようだ。町の中心部は城下町のイメージを活かし、緑を多く配したまちづくりを進めている。ちょうど昼時で、たまたま見つけたのが蔵を利用した和食処「山惣」。三春そうめん(そうめんというより稲庭うどんに近い)と名物の三角油揚げにふき味噌などを詰めて焼いたほうろく焼、煮物、和え物、菜飯に香の物、汁物、甘味がついたほうろく膳「鶴」(1,530円)を頼む。

f0030644_20255048.jpg 麺は、ほんのりと桜色、ほのかに桜も香る。まあ本物の桜が練り込んであるとは思えないが、つるりとした喉越しは快感すら覚える。いずれの料理も外連なく味付けも絶妙。精進料理なのは、うかつなことに食べ終わってから気づいた。

 勘定場で愛嬌を振りまくお母さんとの会話も楽しい。また立ち寄りたいと思う良い店だった。
[PR]

by greenerworld | 2009-04-28 20:31 | スローフード  

迷走する日本の環境エネルギー政策

 この春、2010年から住宅用太陽光発電電力の固定買取制度を始めるという、大きな政策転換があった。自家消費分を除き、売電分のみという変則的なものとはいえ、これまで電力会社のボランタリーな取り組みであったところから、設置者に有利な価格での買取が法的に位置づけられる。何しろ現行の制度は「余剰電力買取制度」である。あくまで需用者が自ら好んで設置した自家発電装置から、余っている分だけを買い取る、というものである。別に買わなくてもいい(ホンネは買いたくない)んだけど、社会貢献として協力しますよという制度なのだ。90年代後半から2000年代半ばにかけ、補助金によって日本の住宅用太陽光発電設置が伸び、世界トップの設置出力・製造となったのも、実はこうしたあいまいな制度に支えられていたのであった。

 その後ドイツが風力に続いて太陽光発電でも世界のトップに躍り出て、さらにスペインも急激に設置を伸ばした。いずれも固定買取制度が功を奏した。にもかかわらず日本では、補助金を年々減らし、2005年を最後にその補助金すら廃止した。とたんに国内市場はしぼんでしまった。日本の太陽電池メーカーのシェアも年々低下している。

 焦った政府は、福田ビジョンで太陽光世界一奪還を掲げ、2009年度予算に補助金復活を計上、さらに2008年度の補正予算で前倒し実施した。しかし約2年の間、補助金が支給されず(復活などないと考えられていたから)やむなく自費のみで設置したユーザーはこれでは救われない。そもそもkWあたり7万円の補助金ではとても元が取れない、3〜5年後に設置金額を半額にするという目標を掲げていたら、今補助金を支給しても買い控えが起こる、などと政策矛盾を指摘されてきた。

 こうした批判に答える形で出てきたのが、先の住宅用太陽光発電(余剰電力)固定買取制度だった(とブログ子は考えている)。しかし、なぜ売電だけなのか。その答えは、日本が先に政策として導入したRPS制度とグリーン電力証書制度にある。電力会社(大口の電力ユーザーの場合も)一定の再生可能電力導入枠を課し、それを達成できなければ市場でその分の証書を購入しなければならないというテクニカルな制度だ。ヨーロッパではすでに効果のない制度として評価が固まっている。「日本でも固定買取制度を」という市民に背中を押された超党派の議員連盟の声に反して、経産省はRPS制度を導入した、しかもその枠たるや2010年で全電力量の1.35%、2014年で1.6%という低い目標に過ぎない。しかもそのほとんどは「バイオマス発電」という名のゴミ発電で埋まってしまっている。

 そもそも、太陽光発電の余剰電力を固定価格で買い取ることを提案した3月27日付報告書「『太陽光発電の新たな買取制度』について」(総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会)では、固定買取制度について海外での一定の効果を認めながらも、「電気料金の恒常的な値上げ要因につながり(中略)、コスト削減インセンティブが働きにくい側面がある」と批判している。

 同報告では、日本のこれまでの取り組みを次の3つに整理する。1)電力事業者へのRPS義務付け、2)補助制度・税制支援制度、3)関係者の自主的な取り組み。これらは事実である。余剰電力買取や民間のグリーン電力証書は3)にあたる。問題は、一言すれば、これらが入り乱れて、あいまいで訳のわからない状況になっていることだ。あえていえば、鵺(ぬえ)のような制度である。

f0030644_1245737.jpg たとえば、日本の場合、RPSにおける過不足をやりとりするグリーン電力証書市場がなかった。しかもこれとは別に、日本自然エネルギー(株)などが手掛ける、自主的な取り組みとしてのグリーン電力証書のしくみがある(企業の社会貢献としてグリーン電力を使う、右写真参照)。東京都では今年度から始める太陽光発電や太陽熱利用の補助制度で、補助を受けた設置者から再生可能エネルギーの持つ「環境価値」を買い取るグリーンエネルギー証書システムを始める。環境省も地域におけるグリーン証書システム構築のモデル事業を実施する。東京都や環境省が対象とする「環境価値」は、住宅用の自家消費分だ。売電した余剰電力分の環境価値は、電力会社に売り渡してしまっていると考えるからである。これらは本来のRPS制度が併用しているグリーン証書制度とは異なるしくみである。RPS制度におけるグリーン証書は、あくまで義務を課されている事業者同士で、過不足を取引するのである。日本のグリーン電力証書は、そこから遠く離れ、テクニカルなややこしい制度になってしまった。

 こうした状況の一方で、福田ビジョンが「太陽光発電世界一奪還、導入量を2020年に10倍・2030年に40倍、3〜5年後に半額」を打ち出してしまった。

 この達成はもはやこれまでの枠組では無理である。しかし、行政の「無謬性」は死守しなければならない。住宅用太陽光電力の余剰電力固定買取は、こうした次から次へと生じる破れ目を糊塗した結果ではないか。低いRPSを維持するためには、よりコスト競争力のある風力発電などは固定買取で優遇できない(事実RPSと住宅用太陽光発電固定買取の二本立てで、風力発電や小水力発電がしぼんでしまうと心配する研究者は少なくない)。グリーン電力証書制度(これも民間の自主的取り組とは別に、)を今さらやめろとは言えないので、その利用余地を残すために自家消費分は買取対象外とする。風力や小水力もRPSとは別枠で、グリーン電力証書で支援しようね……。迷走を重ね、どんどん複雑怪奇な制度になっていく。

 これはもういったんご破算にして(つまり失敗を認めて)、すっきりとした制度で出直すしかあるまい。再生可能電力は自家消費分も含めて全て、元が取れる価格で、電力会社に買取を義務付ける、固定買取制度一本にすれば済む。同じ電力を、自家消費分と余剰分に分けたり、電力部分と環境価値部分に分けたりという不自然なことをする必要はない。電力料金が上昇するというならば、いま補助金や複雑な制度維持のために使っている予算で補えばいいじゃないか。

 そんなことを考えていたら、斎藤環境大臣が太陽光以外にも固定買取制を導入すべきと発言したという記事があった。ほころびはいよいよ繕えないほど大きくなったか。
[PR]

by greenerworld | 2009-04-26 12:36 | 環境エネルギー政策  

[BOOK]新版 よくわかる地球温暖化問題

f0030644_10341376.jpg 気候ネットワーク編
 中央法規出版
 2009年4月1日発行
 定価2200円(税別)

 京都議定書の目標達成期間に入り、今年12月のCOP15コペンハーゲン会議では、2013年以降の目標と枠組が決定される予定である。本書の前身の『よくわかる地球温暖化問題』は2000年に出版され、その後2002年に改訂版が出された。この間に、アメリカの京都議定書からの離脱やポスト京都をめぐる議論などがあり、状況はかなり変わってきているが、「京都議定書」はやはり今でも大きな存在である。ブログ子の手元には2000年版があるが、今でもレファレンスとして時にぱらぱらとページをめくる。このブログを書くときにもよく取り出している。

 さて、旧版と比べると、もちろん気候変動に関する知見や予測はIPCCの第4次評価報告書を踏まえたものになっており、2005年の京都議定書の発効などこの間の流れ、日本における温暖化政策とその問題点も整理されている。国内排出権取引や自治体の温暖化対策などの項目も加わった。このあたりを概観するには便利だ。

 コペンハーゲン会議を踏まえて、多分来年には改訂版を出さねばならなくなるだろうが、旧版ともどもしばらくは座右に置くことになりそうだ。
[PR]

by greenerworld | 2009-04-24 10:36 | レビュー  

どんぐりカレー

 「どんぐりカレー」と聞いて、どんなカレー(料理?)を思い浮かべるだろうか。

 ブログ子はドングリでん粉でとろみをつけたカレーかな、と思っていたのだが、さにあらず。ごらんの通り、皮をむいたドングリがそのままの形状で入っている。クヌギとコナラの2種類。あく抜きをするために、薪ストーブにかけた鍋で、30回以上もゆでこぼすんだそうである。この手間をかけて初めて食べられる味。甘みのない栗のよう。エゴマの実もたっぷり入って、福島県の里山喫茶「燦(きらら)」で、薪ストーブの季節限定。

 里山喫茶「燦(きらら)」 0247-82-5190 福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
f0030644_2314193.jpg

[PR]

by greenerworld | 2009-04-17 23:17 | スローフード  

グリーン・リッチ=世界の“緑の金持ち”100人ランキング

 英タイムズ電子版に世界の“緑の金持ち”100人が掲載されている。
 
 堂々の第1位はウォーレン・バフェット氏。世界最大の投資顧問会社バークレーハサウェイのCEOで、風力発電や電気自動車用バッテリーに積極的に投資。2位はかのビル・ゲイツ氏。パシフィック・エタノール社や藻類から燃料をつくるビジネスに投資している。3位にはIKEA創業者のイングバール・カンプラッド氏(スウェーデン)が入った。上位はアメリカ・ドイツが多いが、下位には中国の投資家・起業家がずらり。そのほとんどが太陽光発電や電気自動車・バッテリー事業だ。社会インフラが未整備であることは、こうしたビジネスにはむしろチャンスだともいえる。

 なお日本からは“豊田家”が78位にランクインしているのみ。衣料やゲーム機やIT系の企業の経営者が入っていないのはいかにも残念。アメリカもいろいろ批判があるとはいえ、ブッシュ政権下でさえ“緑の投資”は盛んだった。太陽電池やバッテリーに関して日本の技術は世界一、と言われているが、日本は政府主導で新規技術開発にはお金を注ぐものの汎用化(社会化あるいは大衆化といってもいい)できず、果実が大きく実らぬまましぼんでしまうことがままある。太陽熱や太陽電池がいい例である。投資家の志ばかりでなく、安心して投資が呼び込めるような環境になっていないことも理由ではないかと思われる。今後しばらくこの分野はアメリカと中国が主導していくことになりそうだ。

 “緑の金持ち”100人ランキングはここ↓
 http://business.timesonline.co.uk/tol/business/specials/article5816774.ece
[PR]

by greenerworld | 2009-04-09 08:13 | エコエコノミー  

シカゴの「自転車2015年計画」

f0030644_7515097.jpg 現在ある乗り物の中で、確実に22世紀に残っているものは何か?──この問題の答は自転車。自動車社会のアメリカでも、自動車の使用を減らし自転車を普及させようという動きがある。オバマ大統領の地盤であるイリノイ州のシカゴは、“Bike 2015 Plan”(自転車2015年計画)を推進している。2015年の目標として、5マイル(約8km)以下の移動の5%を自転車に、自転車による事故を半減、が掲げられている。その目標達成のため具体的な8つの施策を提示する。

 駐輪場の整備など日本では当たり前の施策もあるが、自転車専用レーンや自転車専用道を整備し車や人の通行と分離、住宅地と公共交通機関(主要駅)や学校・大学・公共施設との安全なアクセスを確保するとともにこれらのネットワークを構築、また地域鉄道サービスであるMetraへの自転車持ち込みを拡大するなどが掲げられている。日本では自転車、クルマ、人が道路に混在して、自転車とクルマ、自転車と人の事故が問題になっている。これをきちんと分けて自転車の利便性を高めると同時に安全を確保することは自転車の普及にとって欠かせない。サインや看板の整備、自転車利用者やクルマのドライバーへの教育も同時に進める。アメリカらしいのは、肥満防止効果も訴えている点。“Bike 2015 Plan”にはこうした取り組みが150の戦略としてまとめられている。

 “2015”は1992年に開始された“Bike 2000 Plan”を引き継いだもの。Bike 2000 Planではすでに、100マイルの自転車レーンや50マイルの自転車専用道の整備、鉄道への自転車持ち込みやバスへの自転車ラック搭載などを実現している。プランはChicagoland Bicycle Federationによってまとめられ、市長の承認の上、シカゴ市交通局とともに推進されている。同市は2016年オリンピックの開催地を東京と争っているが、少なくとも自転車利用への取り組みに関しては、シカゴに軍配が上がりそうだ。
[PR]

by greenerworld | 2009-04-08 08:06 | 環境エネルギー政策  

WC2010 欧州予選、中盤情勢

 2007.11.26に無謀にも欧州予選の通過国を予想したが、昨年9月から予選が開始され、この4月1日で半分以上を消化してそろそろ情勢が固まってきた。

 その時の予想通過国の現状の順位を。( )は対抗の予想。

     0711予想    4.1時点順位(勝ち点)
 1組  ポルトガル     3位(6)
 2組  ギリシャ      1位(13)
 3組  チェコ       4位(8)
 4組  ドイツ       1位(16)
    (ロシア       2位(12))
 5組  スペイン      1位(18)
 6組  クロアチア     2位(10)
    (イングランド    1位(15))
 7組  フランス      2位(10)
    (ルーマニア     5位(4))    
 8組  イタリア      1位(14)
 9組  オランダ      1位(15)

 大きく予想を違えたのは、1組、3組、そして7組。

 まず1組ではデンマークとハンガリーがともに勝ち点13で1,2位につけており、C.ロナウド擁するポルトガルが、勝ち点6で3位にとどまっている。ポルトガルは緒戦マルタに4─0で勝ったもののその後なかなか点が取れない。スウェーデンも得点力不足に苦しみ4位。ただスウェーデンは消化試合数が少なく、上位のデンマークと2試合、ハンガリーと1試合対戦を残している。ポルトガルもハンガリーと2試合、デンマークと1試合残している。ポルトガルとスウェーデンの対戦はすでに終わっているので、この2チームが巻き返すと順位は混沌とする。スウェーデンが6月6日のホームでデンマークを破れば、9月5日のハンガリー─スウェーデン、デンマーク─ポルトガルの両対決が俄然面白くなってくる。まだわからない。

 3組では北アイルランドが予想外の健闘で、この時点で勝ち点13の1位。ただし、北アイルランドはすでに7試合消化しており、最下位のマルタとの対戦を残していないので、首位といっても一時的か。スロバキアもかつての同邦チェコにアウェーで勝ち、勝ち点12で2位につけている。5位までが勝ち点5差にひしめいており、9月5日に迎える、スロバキア─チェコ、ポーランド─北アイルランドの4強対決が山場になるだろう。チェコがこのアウェイ戦で雪辱できれば、残り3試合は全てホーム。奇跡の逆転が見えてくるがスロバキアに追いつけるか。

 7組では、開幕戦いきなりオーストリアがフランスに、リトアニアがルーマニアに勝つ番狂わせ。セルビアがしっかりと勝ち点を積み上げ堂々の1位だ。フランスの対抗と見ていたルーマニアは勝ち点わずか4で5位に沈んでおり絶望的。9月9日のセルビアがホームで迎えるフランス戦が山になりそう。セルビアがここを引き分け以上で乗り切るとそのまま1位通過の可能性大。

 で、この時点での通過国予想を。

 1位通過:デンマーク、ギリシャ、スロバキア、ドイツ、スペイン、イングランド、セルビア、イタリア、オランダ、2位上位8チームによるプレーオフ出場:ポルトガル、ロシア、クロアチア、フランス。ただしプレーオフの組み合わせ次第なので、あくまで仮予想。2007.11.26の予想からは、チェコ、ルーマニア、スコットランドがデンマーク、スロバキア、セルビアと入れ替わった。さて?
[PR]

by greenerworld | 2009-04-07 11:01 | フットボール