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フットボールの神様は……

 まだブラジルーオランダ戦も、ドイツーアルゼンチン戦も、準決勝、決勝もある。でもどこか祭りの後のような気分。ベスト8に残ったのは、ヨーロッパが3、南米が4、アフリカが1。フットボールはつくづくヨーロッパと南米のスポーツなんだと思う。なかんずく、日本を含む東アジアはフットボールの辺境である。その辺境の国がようやくテーブルの端っこに着かせてもらった。そこでごちそうに手を伸ばそうとしたら、フットボールの神様に「まだ早い!」とたしなめられてしまった感じ。

 ゲームそのものの質は決して高くなかった。相変わらずパスの精度は悪く、簡単にボールを奪われたし、相手を崩しきるシーンもなかった。正直言って日本戦でなかったら、途中で寝てしまったかもしれない。しかし体力の消耗する中で、勝つことにこだわり、最後まで集中を切らさずに選手たちはよく耐え抜いた。ペナルティ・シュートアウト(PK戦)は、誰かが成功するのではなく失敗することで勝敗(次のステージに進むチーム)を決める残酷な仕組みだ。その順番がたまたま駒野に回ってきた。いやフットボールの神様はその役割を駒野に与えた。

 胸を張って帰ってきてほしい。
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by greenerworld | 2010-06-30 22:06 | フットボール  

蒸し暑さのたまもの

 ここ数日は空気中の水分が肌にまとわりついてくるような、湿度の高さ。でもそんな季節だからこそ見られる景色もある。川水に冷やされた水蒸気が、まるで浸み出てきたように、うすぼんやりとした靄(もや)となって漂う。ダイサギが一羽、じっと水面を見ていた。
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by greenerworld | 2010-06-29 08:52 | 花鳥風月  

グループステージ終了

f0030644_11235432.jpg “歴史的番狂わせ”がいくつあっただろう。スイス-スペイン、南ア-フランス、スロバキア-イタリア、日本-カメルーンも入れていいかもしれない。ヨーロッパの強豪国が必ずしも雲の上の存在ではなくなったという意味で、歴史的なワールドカップだったかもしれない。フランス、イタリアは、なんとグループ最下位だ。フランスはお家騒動があったとはいえ、ここまでぼろぼろに負けるとは……。しかし両チームとも世代交代に失敗した感がある。これはデンマークにも言えようか。

 初戦は日本を含め、超守備的に戦うチームが番狂わせを起こすケースが見られ、そのせいで全体に凡戦が多かったが、2戦、3戦と進むにつれ、攻撃的なゲームが増えた。結局、当たり前だが攻守のバランスがとれたチームが勝ち抜けた。日本も試合を重ねるごとにプレーの質が上がりゲーム内容が良くなった。デンマーク戦はグループステージの中でも上位に入るナイスゲームだったと思う(全試合見ているわけではないが)。

 ノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進んだのは地域別に、ヨーロッパ6、南米5、北中米2、アジア2、アフリカ1。南米は出場5チームが全て勝ち進んだ。ヨーロッパは6/13、北中米は2/3、アジアは2/4、アフリカが1/6(開催国枠含む)と振るわなかったのは開催地アフリカのチーム。アジアは何とか面目を保ち、出場枠を減らされることはなさそうだ。

 第1戦ではいきなり、イングランド-ドイツ、スペイン-ポルトガルがつぶし合う。パラグアイは強豪だが、日本にもチャンスはある。もし勝てれば、次は、スペイン−ポルトガルの勝者とあたる。何とか、ここまではがんばってもらいたいものだ。

 韓国がベスト4までいけそうな予感。そこであたるのはオランダかブラジルか。決勝は、オランダ−アルゼンチンを、期待を込めて予想。
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by greenerworld | 2010-06-26 11:25 | フットボール  

デンマークで400MWの洋上ウィンドファーム始動

 FIFAワールドカップ南ア大会のグループリーグで、日本と決勝トーナメント進出を争うデンマークは、風力発電の国。現在は陸上の適地にはほぼ建設し尽くされ、洋上での建設が進んでいる。

 400MWという、世界最大級の新ウィンドファームが建設を予定されている場所は、ユトランド半島とスウェーデンのちょうど中間に位置するアンホールト島の沖合。デンマークの電力会社ドング・エナジーが、デンマーク政府から建設を承認された。

 設置されるのはシーメンス・ウィンドパワー製の3.6MWの大型風車だ。2012年末には送電を始め、13年末にフル稼働する予定。完成時には40万世帯分、デンマークの総電力需要の4%をCO2フリーの電力でまかなうことができるという。

 ドング・エナジーは、元々デンマーク領内の北海油田から産出される石油と天然ガスを扱っていた。2000年以降電力分野に進出し、国内の主要な電力会社・公社を買収して北欧有数の総合エネルギー企業となった。しかし株式の多くはデンマーク政府が所有しており、事実上国営企業である。同社はすでにデンマーク領海内にホーンスレウ2(209MW)を持つほか、英国でも複数の洋上ウィンドファーム建設を進めている。洋上ウィンドファームの建設にあたっては、おそらく海底油田の探索・掘削やパイプラインの敷設技術を持つことが、強みになっているのだろう。同社は昨年、洋上風車建設工事で50%以上のシェアを持つ船舶会社のA2SEAも傘下に収めている。

 かつてデンマークは世界最大の風力発電設置出力を誇り、風力関連企業は市場を席巻していた。しかし国内市場が飽和して、市場規模ではドイツやスペインなどに大きく水をあけられた。デンマークの風力発電は、地域の人々が共同出資して建設する、組合方式から始まっている。2000年にコペンハーゲン沖に建設されたミドルグルン洋上ウィンドファームも、半分は市民の出資枠が設定された。しかし、EUの市場統合や電力・エネルギー市場の自由化が進み、またプロジェクトが巨大化して、ビッグカンパニーの時代になった。風力発電における“古き良き時代”は過ぎ去ったのかもしれないが、その遺産はデンマークを世界の風力発電大国の地位にとどまらせている。
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by greenerworld | 2010-06-23 11:48 | エネルギー  

闇は深い

 野球賭博があるんだから、当然相撲賭博もある。琴光喜関が恐喝されたというが、金を脅されただけなのだろうか。団体競技である野球やサッカーに比べ、個人戦の相撲は八百長もやりやすいわけで、世間知らずの力士や親方たちに野球賭博で稼がせて(あるいは借金漬けにして)、相撲賭博の八百長に引きずり込むなんてのは、その筋の人たちが考えそうなことだ。五月(旧暦の6月ごろ)の夜の闇のように、相撲界の闇も深そうである。
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by greenerworld | 2010-06-22 11:57 | 森羅万象  

ブブゼラの音?

 WC観戦で寝不足の枕元に、低いうなるような音が聞こえてきた。これはあの応援楽器の音? 幻聴か? いや、庭のヒメシャラの木にやってきたハチの羽音だった。クマバチにトラマルハナバチ、コマルハナバチ、ミツバチ、小さなハナバチもやってきている。とくにクマバチの重低音がブブゼラの音色そっくりだ。
(写真はヒメシャラの花にやってきたコマルハナバチ)
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 ヒメシャラは、ツバキ科の落葉樹で、梅雨時に花をつける。お茶の花とよく似た白い花は、受粉がすむと花弁とおしべごとぽとりと落ちる。ハチのほかにモンシロチョウやアゲハチョウ、甲虫類もやってきて、梅雨の晴れ間はひとしきりにぎやかである。
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by greenerworld | 2010-06-20 13:41 | 花鳥風月  

FIFAワールドカップ一次リーグ展望

 15日の記事では日本代表のWC国外初勝利に興奮して、内容が甘かったかもしれないと反省しています。一次リーグの第1ラウンドが終了し、全チームがお目見えしたところで、この先の展望を冷静にかつ勝手に分析したい。

 A組は混沌。初戦のフランスチームにはどこかまとまりがなかった。南アは初戦は健闘したが、2戦目では古豪ウルグアイ相手に自力の差が出てしまった。これでウルグアイが俄然有利になった。今夜のフランス-メキシコ戦で行方が見えるだろうが、南アの一次リーグ突破は厳しくなった。

 B組ではアルゼンチン、韓国がいい。アルゼンチンは、メッシをはじめ、見ていて楽しいフットボール。韓国は攻守にまとまりのあるチームに仕上がっている。「1勝1敗1分」という現実的な目標で、当初の見込み通りナイジェリアとの2位争いか。ギリシアは経済危機に苦しむ国民を勇気づけられそうにない。

 C組ではアメリカが勝負強さを発揮して、イングランドと引き分けた。他の2チームとの間には差があり、両チームが抜け出すだろう。順位は得失点差の争いになりそうだが、イングランドは離脱者が多いのが気がかり。シュートをハンブルしてしまったGKのグリーンも気がかり。

 D組。バラックがいなくてもドイツが一頭地を抜く。続くのはガーナか。セルビアは第1戦を落としたのが痛い。オーストラリアは0-4の惨敗のショックとケイヒルの退場をリカバーできれば、まだ突破の可能性はある。サッカルーの意地を見せてくれ。

 E組では、オランダの1位通過はほぼ間違いないだろう。日本はカメルーン相手に番狂わせを演じたが、そうそうは続かない。カメルーンが立て直せれば、2位争いが混沌とする。日本はオランダ戦を捨ててもいいから、デンマーク戦に集中することだ。カメルーン-デンマークが引き分けると、日本には願ってもない展開。

 F組では、イタリアがパラグアイに先制され、後半に追いついて引き分け。なんとニュージーランドがスロバキアから勝ち点1を上げた。スコア上は混沌としているが、イタリア、パラグアイが通過しそうだ。前回覇者のイタリアは、スロースタート。決勝戦までの長丁場と考えているのか。

 G組はやはり死の組。コートジボアールは技術もあり、統率のとれたいいチームだ。ドログバがベストの状態だったら、と惜しまれる。ポルトガルを加えた上位3チームで得失点差の争いになる可能性もある。ブラジルは北朝鮮に1点差しかつけられなかったのが響かないといいが。

 H組は優勝候補の“無敵艦隊”スペインがスイスに敗れる波乱。スペインは90分間攻め続けてもゴールを割れなかった。反対にガチガチに守ったスイスが一発のカウンターで決めた。チリは攻撃的な面白いフットボールをするチーム。チリ−スペイン戦では責め合いを期待したい。個人的にはこの2チームに勝ち残ってほしいが。

 次は、一次リーグが終わったところで。決勝トーナメントの展望を。
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by greenerworld | 2010-06-17 08:26 | フットボール  

温対基本法案も廃案に

 賞味期限が切れないうちに参院選を迎えたくて、通常国会は延長なしで閉幕、重要法案のいくつかが審議未了で廃案となった。衆議院を通過して参議院でも環境委員会の採決が済んでいた「地球温暖化対策基本法案」も廃案となった。鳩山前首相が昨年秋の就任早々、国連で温室効果ガスを2020年までに90年比25%削減とぶち上げた。その実現、さらに環境と経済成長の両立に向けて、政権の目玉となる重要法案の一つだった。

 菅首相も再生可能エネルギーの導入推進には熱心なはずだし、環境大臣は小沢鋭仁氏のまま。参議院選挙で民主党が過半数をとれれば、内閣改造もなく、再提出ということになるのだろうが、過半数を割って連立の組み替えということになると、その相手次第である。ただしこの分野ではみんなの党は民主党とスタンスが変わらず、公明党はむしろさらに積極的な政策を打ち出している。どちらと連立しても、若干の修正ぐらいで大枠は変わるまい。大きく負けた時に菅さんが辞任することも考えられるが、今のところはその可能性は少なそうだ。衆議院では環境委員会でも本会議でも短時間であたふたと採決してしまった。再審議では本質的なところをしっかりと議論してもらいたいものである。

 ところで、参院選投開票日の7月11日はFIFAワールドカップの決勝戦、前日が3位決定戦(いずれもキックオフは日本時間午前3時半)なので、もし岡田監督の目標通り日本がセミファイナルに進んでいると、投票日は日本中がお祭り騒ぎになっているかもしれない。投票率が低下しないか。まあ、そんな心配はいらないと思うが……。
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by greenerworld | 2010-06-16 20:14 | 環境エネルギー政策  

WCカメルーン戦

 岡田ジャパンの悪口を書いてきた当ブログとしては、素直に土下座します m(_ _)m。猛攻をしのぎきり、唯一と言ってよいチャンスを物にして勝った。スーパースター・エトーにも仕事らしい仕事はさせなかった。何はともあれ、健闘した選手たちにおめでとうと言いたい。

 ただし、カメルーンも本来の力ではなかった。コートジボアール戦で日本との戦い方はわかっているはずなのに、中盤でのプレスが甘かったため、日本が比較的余裕を持ってプレーすることができた。内紛(?)の影響なのか、アーセナルでプレーする、中盤の底A.ソングは最後までベンチ。

 日本も決して良かったわけではない。相変わらずパスやトラップの精度は低いし、サイドを崩し切れる力がない。松井のアシストは皮肉なことにサイドをつくと見せて切り返し、利き足でない左でクロスを上げたことによる。結果として、効果的なフェイントになった。終盤のカメルーンの猛攻(パワープレー)も、はね返すだけでなく、しっかりマイボールにして時間をつくることができないと、さらに大きいオランダやデンマーク相手ではしのぎきれなくなる。

 しかし、ここで勝ち点3を得たのは大きい。次戦のオランダは、当面のライバルとなった日本に勝てば一次リーグ突破がほぼ確定するから、本気でかかってくるだろうが、負けて元々の日本の選手たちは、むしろ余裕をもって臨める。一方のカメルーン−デンマーク戦は負けた方が脱落するから消耗戦になろう。最終戦デンマークに照準を当てて、オランダ戦は調整のつもりでのびのびプレーしてもらいたい。
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by greenerworld | 2010-06-15 07:59 | フットボール  

温泉に駅か駅に温泉か

 足利工大での風力セミナーを聴講して時間が少し余ったので、渡良瀬川をさかのぼってみた。途中で「水沼駅温泉センター」という看板を見つけ立ち寄ってみると、わたらせ渓谷鉄道の水沼駅。そのホームに「ゆ」の暖簾が。
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 やや狭いが露天風呂とサウナも備えた本格的な入浴施設だった。入浴料は500円。さらっとした泉質。ただし沸かし湯とのこと。平日ながら地元の人やハイキング帰りでけっこう賑わっていた。
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 風呂上がりにホームに出て涼んでいると、桐生行きの列車が入ってきた。小豆色の単両編成。「ワンマン」と書いてあるのに、前後に二人車掌さん(女性)が乗っている。

 足尾まで行こうと思ったのに、つい長湯をして時間がなくなってしまった。
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by greenerworld | 2010-06-11 19:35 | 森羅万象