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こんなところにセミのぬけがら

 いや、南東北以西では、連日猛暑が続きます。くれぐれも熱中症にご用心を。

 さて、関東は思いのほか空梅雨で、早めの梅雨明け後にはいきなりの猛暑乾燥、近くの畑もカラカラに乾いている。キュウリやなすがしおれてしまったりと、露地物野菜にも影響が出ているとか。我が家の庭で勢いがいいのは青ジソ。今朝、その葉の上にアブラゼミのぬけがらを見つけた。アブラゼミは普通下枝や灌木の葉陰で羽化するのだが、最近下枝を整理してしまったため、ここまで移動してきたらしい。今年はそのセミの声がまだあまりにぎやかにならないのは、やはり猛暑のせいなのか。
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by greenerworld | 2010-07-24 16:56 | 花鳥風月  

チョウトンボ(写真なし)

 幼いころに母の実家の近くに小さなため池があった。夏にそこへ行くと、ひらひらと羽ばたいて飛ぶトンボがいて、その光沢のある青紫色の羽の色にすっかり魅せられた。図鑑で調べたかして、チョウトンボというのだと知った。以来、なかなかお目にかかることがなく、四万十のトンボ王国で見たときはほんとうに懐かしかった。その時からもすでに20年ほどたっている。

 梅雨明けしたこの連休、立川市・昭島市にまたがる国営昭和記念公園に久しぶりに行ってみた。水鳥の池に隣接する芝生広場に、トンボが多数飛んでいた。アキアカネでもないし、遠目にその羽ばたき方と羽の色合いが、どうもチョウトンボのように見える。しかし近づいて確かめようとすると遠ざかってしまう。さらに歩いて日本庭園の池に行くと、何といるわいるわ、池畔に群れ飛んでいるのは、チョウトンボだった。ショウジョウトンボやギンヤンマも少しばかりいるものの、圧倒的にチョウトンボが多い。この日は昼間で風が強かったせいもあってか、チョウトンボは飛び続けるばかりで、写真に収めることができなかった。水鳥の池に戻ると、バードサンクチュアリ周辺にも多数のチョウトンボが舞っていた。

 昭和記念公園にチョウトンボが増えたのは比較的最近のことらしい。返還された米軍立川基地の跡地の一部に昭和記念公園が建設されたのは80年代初めのこと。武蔵野台地の平坦な土地に、多摩ニュータウンの建設残土などを運び、起伏のある地形をつくり出した。園内にある池や湿地も人工的に造成されたものだ。動植物の一部には移植されたものもある。チョウトンボは移植ではないようだが、風に運ばれたか、どこからか飛んできたものらしい。それが今や夏の水辺の一大勢力となっている。

 久しぶりの再開を果たしたものの、かつて山あいのため池で見た、ひめやかなチョウトンボの姿とはあまりにもかけ離れたものだった。
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by greenerworld | 2010-07-19 15:20 | 生物多様性  

夏のお昼ごはん

 豪雨被害の地域の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

 関東は梅雨明けとともに猛暑がやってきた。今日は誰もいないし、凝った物を作る気も食べる気もしない。こういう時はそうめんですますことが多いのだが、幸い隣の畑からいただいた朝どれのキュウリとトウモロコシがあった。キュウリはスティックにして、ソーラークッキング協会のNさんから届いた「横浜醤油」のもろみでいただく。一部はこれもいただき物のハムをスライスして、巻いてみる。トウモロコシは皮をむきグリルで焼いて、少し醤油を垂らして、焼きトウモロコシに。なんだかビールのつまみみたいになってしまった。
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by greenerworld | 2010-07-18 12:32 | スローフード  

ワスレグサ──一日花

 梅雨の終わりごろ、山野に咲く花にヤブカンゾウとノカンゾウがある。ヤブカンゾウは八重咲きで、ノカンゾウは一重だが、同じ種(Hemerocallis fulva)の変種同志。ヤブカンゾウはおしべやめしべが花弁のように変化して八重に見える。別名ワスレグサ。三倍体なので実を結ばず、地下茎やランナーで増えるところから、古い時代に日本に持ち込まれ野生化したものという説もある。ヤブカンゾウは田畑・河川の土手や林のふちなどでよく見かけるが、ノカンゾウは少ない。海岸に生えるハマカンゾウもHemerocallis fulvaの変種という。

 Hemerocallis属(ワスレグサ属)には他にニッコウキスゲやキスゲなどがあり、いずれも基本的に一日花で、朝開いて夕方しぼむため、英語ではdaylily(一日ユリ)と呼ばれる。ただしキスゲは夜咲き性。園芸種のヘメロカリスもこの仲間。

 早春の新芽は山菜として利用する。中国では花を食用にするという。
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  八重のヤブカンゾウ
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  一重のノカンゾウ
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by greenerworld | 2010-07-14 19:41 | 花鳥風月  

国民の声

 10か月ぶりに衆参の多数派が異なるというねじれ国会となった。ただし攻守は交替、今度は攻められるのは民主党の方だ。ねじれ状態を解消するには連立の組み換えしかないが、“連立方程式”をあまり複雑にしないためには、できれば2党間に収めたい。民主が予想以上に負けたため、みんなの党だけでは参院で過半数に届かない。公明か、自民との大連立かということになる。“政界再編”という声もある。

 朝日新聞や読売新聞などでの世論調査では、民主党が参院選で負けたことを評価しながらも、菅総理の続投は支持している。また政党支持率のトップは民主党であるが、一方で内閣支持率は低下している。民主党の敗因を「消費税発言」としながら、消費税の議論は進めるべきという声が多数を占める。一見すると矛盾に満ちている。

 一言でいえば、民主党政権への失望に尽きる。昨年の衆院選でも、民主党のマニフェスト全てに信任を与えたのではなく、とにかく一度政権交代を実現したかったのだ。それを勘違いして、迷走したのがこの10か月。政治資金問題も大きかった。このうえ民主党に参院でも過半数を与えてしまえば歯止めがかからなくなる、というのが国民の意思ではなかったか。だから、(決して支持を伸ばしたわけではない)自民党も、(躍進した)みんなの党も、勘違いしてはならない。

 反対を問答無用で切って捨て、葬ろうとした小泉政権以来、政治家もメディアもその時々の個別政策の対立軸でものを見るようになってしまった。国民はそこに危うさを感じ始めているのだと思う。そもそも一つの政策であっても、国民を真っ二つに分けることなどできるわけもない。ましてや、政策全てで一致できる党などあり得ない。

 (ブログ子も含めて)国民が求めているのは対立ではなく対話だ。この国の将来に関しての真剣な議論だ。普天間もうやむやに終わり、政治資金問題にも何となく蓋をされてしまった。消費税もこれで「アンタッチャブル」になりそうだ。かといって野党は批判、攻撃するだけだ。多くの国民は政治家たちの振る舞いがもどかしくてたまらないのだ。

 建設的な議論を放棄して、またぞろ不毛な政争・権力闘争が繰り返されるとしたら、この国の政治家は、完全に国民に見放される。今の政治状況(政治家のレベル)は、国民の政治意識よりはるかに低いところにあると思う。政治家たちよ心すべし。
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by greenerworld | 2010-07-14 10:03 | 森羅万象  

参院選つぶやき7連発

いちばん
 「いちばんでないといけないんですか?」と言った人が、ダントツのいちばんで当選。「いちばん」を掲げて戦った政党は議席を伸ばしたものの、比例では議席を逆に減らした。いちばん躍進したのは「みんなの党」。

参議院はいらない?
 小選挙区(1人区)、中選挙区(2~5人区)、候補者名で投票できる比例代表(?)の併用で、選管職員もまちがえる複雑怪奇な選挙制度。おまけに衆議院で落選した議員の救済選みたい。「良識の府」だなんて言葉がかつてあった。今は恥ずかしくて誰も使わない。

タレント候補
 比例区には現・元スポーツ選手、タレント候補のオンパレード。一部を除いて落選。まあ、雑誌の「あの人は今」特集に出てきそうな人が多かったもんな。手っ取り早く名前を知られている候補で票の底上げを図る。これも参議院比例区の変な制度のせい。こんなことを繰り返しているとますます参院不要論が高まる。

マイナス票がほしい
 早々と当選を決めたスポーツ選手候補もいたが、本人は当選したものの、反発して他党候補に入れた有権者も多かったのでは。比例区に限って獲得票から差し引ける「マイナス票」を導入すれば、不人気度もわかるのに。

1人区
 結果を大きく左右したのは1人区の勝敗。ここでは、公明党が自民に選挙協力したと言われている。しかし見返りのはずの比例票は増えなかった。それもそのはず、かつてのような組織票が自民にはもはやないのだから。この結果を見て、公明党はどう出る?

新党
 「新党」に関して言えば、みんなの党の一人勝ち。一方で自民はそこそこ復調。与謝野さん、桝添さんは「離党を早まったか」と悔やんでいるか。新党とともに政治生命が終わった人もいるか。

賞味期限
 政権の賞味期限がどんどん短くなっている。数年前は1年ほどあったが、とうとう1か月に。首相もまた替わるのか。サミットに毎回違う人が来るような国と、腰を据えて外交交渉などできないだろう。日本の賞味期限も近づいている?
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by greenerworld | 2010-07-12 09:12 | 森羅万象  

[BOOK]フグはフグ毒をつくらない

f0030644_20433146.jpg野口玉雄著
成山堂書店(ベルソーブックス036)
2010年6月28日発行
本体1,800円+税

 「河豚は食いたし命は惜しし」と俗に言う。ブログ子は高級なトラフグ料理などにはとんと縁がないが(最後に食べたのはいつのことだろう)、日本人は縄文時代から性懲りもなく、命を賭してフグを食してきたらしい。

 ところが、フグ毒はフグ自体がつくり出したものではないという。それが証拠に、海底から10m以上離した海面網いけすで養殖されたフグは毒をもたない。もちろん陸上養殖されたフグも無毒。著者は、フグ毒(テトロドトキシン)は、餌を通じてフグに蓄積されていくと考えている。海中にはテトロドトキシンを産生する細菌などの微生物がいる。このテトロドトキシンが、食物連鎖を通じて生物濃縮され、フグにたどり着いているようだ。毒化するフグは、フグ毒に対して耐性を持っている。それで、フグ毒を体内に蓄えることができる。しかしさすがのフグも、大量のテトロドトキシンを摂取(腹腔注射)すると中毒してしまうのだそうだ。

 フグが毒化するのにどんなメリットがあるのか。それは第一に敵に補食されないということである。無毒な養殖フグは免疫力が弱く病気や寄生虫に冒されやすいし、水槽やいけすの中で、かみ合いが起こる。ところが、テトロドトキシンを含む餌を与える(もちろん有毒化する)と、免疫力が高まりかみ合いも減るというから、テトロドトキシンがフグの健康にも役立っていることがわかる。他の捕食生物が食べない有毒な餌を食べることができるということも、メリットの一つだろう。

 養殖されたフグには毒がないとなれば、あの禁断の─フォアグラよりもアン肝よりもカワハギの肝よりも美味と言われる─フグの肝も味わえることになる。しかし、厚生労働省は、これを認めていない。有毒な天然フグと区別することが難しいからだ。それなら閉じられた流通経路の中で厳密に履歴を管理することで、フグ肝を食べられるようにしようと、佐賀県の嬉野温泉は「フグ肝特区」を申請した。ところが、この経済特区申請も厚生労働省から却下された。理由は完全に無毒なフグを生産する科学的な方法が確立しているとは言えないというもの。

 現実にはすでに流通しているトラフグの8割が養殖物なのだという。つまり出回っているフグの多くは無毒。著者らは実際にフグ肝料理の試食会を催し(ただし事前にフグ毒検査をし無毒を確認した)、その美味さを確認した。毒のないフグ肝も今は有害廃棄物として、厳重な管理の元で処理されている。もったいない話だ。

 ちなみに、中には毒のほとんどないフグもいる。西日本でよくフグの一夜干しなどとして売られているシロサバフグやクロサバフグは無毒で素人でも料理できる。有毒なフグも、個人が自分で料理して食べることまで禁じられているわけではない。しかし素人判断、素人調理は危険である。自分で釣ったフグを料理して食べようなどとは、くれぐれも思わないように。
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by greenerworld | 2010-07-09 20:47 | レビュー  

[FIFA・WC2010]予想的中!

 グループステージ終了時点では、決勝は「オランダとアルゼンチン」と予想したが、これは残念ながら半分しかあたらなかった。しかし、昨年12月に本大会組み合わせが決まった時点では、「決勝はスペインとオランダ」と予想していたのです! ま、途中経過ではだいぶはずれているので、結果的にということなんですが……。

 [FIFA・WC2010]優勝はスペインか、オランダか?

 ワールドカップの醍醐味は、やはりベスト8あたりから。ベスト8まではイエローも累積(2枚で次戦が出場停止)し、連戦による体力消耗、ケガもある。勢いだけで勝ち進んできたチームは消え去り、各チームの実力が試される。総合力が効いてくる。

 期待していたアルゼンチンだが、終わってみれば負けるべくして負けた。マラドーナ監督はメッシ中心にチームを作ったが、メッシを抑えられると何もできなかった。そもそも、メッシはもっと攻撃的なポジションで使ってこそ躍動する。残念ながらアルゼンチンにはバルセロナでメッシを活かすイニエスタやチャビ・エルナンデスがいなかった。

 この大会のドイツは、パスをつなぎ、サイドを広く使って、まるでスペインのようなフットボールをしていた。移民たちの子が、伝統的な堅守に華を加えている。これまでのドイツチームのプレースタイルはあまり好みではなかったが、このチームはこれからのフットボールのお手本になりそうな予感がした。しかし、それでもスペインには歯が立たなかった。

 終わってみれば、ファイナルに残ったのはどちらも(ブログ子の好きな)攻撃的なチーム。グループステージまでは、「相手の良さを消す」超守備的な戦いがある程度通用しても、ノックアウトステージでは、点を取らない限り勝ち抜けない。日本がこのレベルまで達するには、あと何回のワールドカップを戦わなければならないだろうか。海外挑戦もいいが、Jリーグが2段も3段もレベルアップする必要がある。

 
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by greenerworld | 2010-07-08 09:19 | フットボール  

初ニイニイ

f0030644_837925.jpg 寝る前に窓を閉めようと思ったら、網戸に何かとまっている。ニイニイゼミだ。羽が乾ききっていなくて、羽化したばかりのようだ。ブブゼラの音もじき止む。梅雨が明ければにぎやかな夏がめぐってくる。
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by greenerworld | 2010-07-05 08:39 | 花鳥風月