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お金持ちになるおまじない

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 昨日の朝、ようやく初霜。夜から朝方にかけては冷え込むが、昼は風もなく小春日和である。市役所に用事があって自転車をこいでいたら汗ばんできた。途中の畑地帯に、ムクノキとイイギリの大木があって、薮状になっている場所がある。灌木にカラスウリがたくさん絡みついて、ぶら下がっていた。カラスウリの別名は天瓜(てんか)。高い場所に実があることから天の字を与えたのだろう。あせもの予防に使う天花粉は元は天瓜粉で、カラスウリの根からとったでんぷんだった(最近はベビーパウダーと呼ぶのが普通で、若い人に天花粉と言っても通じませんね)。
f0030644_157523.jpg カラスウリの実を割ると中に黒い種がいくつも入っている。カマキリの頭を連想させるが、見方によっては大黒様にも見えるので、財布に入れてお金が儲かるおまじないにする。ブログ子の財布にも入っているが、小銭入れのせいか、さっぱりお金が増えない。ほしい方には格安でお分けしますよ(笑)。
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by greenerworld | 2010-11-30 15:10 | 花鳥風月  

ケヤキの工夫

 ようやくケヤキがだいぶ落葉して、ほうきを逆さに立てたような樹形が目立つようになった。ところで、ケヤキには2種類の落ち葉があることをご存じでしょうか。一つは一枚ずつ落ちる普通の葉、他に小さな葉がまとまって枝についたまま落ちている葉がある。
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 これをよく見ると、葉の元にこぶのようなものがついている。これはケヤキの実。何でこうなっているかというと、拾い上げて放り投げてみるとわかる。ちょっと回転しながら落ちるはず。つまり、風に乗って実(種)を少しでも遠くに飛ばそうということになっているんです。だから実も小さくて軽い。この時期、木枯らしがびゅうと吹くと、普通の葉に少し遅れて、これらの実をつけた葉がひらひらと舞い落ちるさまが見られる。近い仲間のエノキやムクノキは甘い実をつけ小鳥に食べられて種を運んでもらうが、ケヤキは風まかせ。そんなところにも、ケヤキの「孤高」を感じます。

 地面に積もったケヤキの葉をかき分けて、試してみてください。
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by greenerworld | 2010-11-28 09:43 | 花鳥風月  

2009年の温室効果ガス濃度は過去最高

 24日には、2009年の温室効果ガス濃度は、観測以来過去最高という世界気象機関(WMO)の発表があった。それによると主要温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)は386.8ppm(体積比百万分の1)、メタンは1803ppb、二酸化窒素は322.5ppbで、いずれも過去最高値。CO2はやや伸びが鈍化したものの前年より1.6ppmの増加。前回の記事のように、年間の排出量はわずかに減っているとしても、濃度は大気中の蓄積量なので、短期的には必ずしも連動しないということか。ちなみにCO2を1としたときの温室効果係数はメタンが21、N2Oが310なので、それぞれCO2換算すると37.9ppm、100ppmに相当。ここ数年、メタンが上昇傾向にあるというのが気になります。
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ppm=100万分の1,ppb=10億分の1(体積比)
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by greenerworld | 2010-11-25 08:29 | 気候変動  

2009年、日本は京都議定書目標を楽々クリア

 環境省では例年11月初旬〜中旬に前年度の温室効果ガス排出量の速報値を発表している。ところが今年は24日現在、発表されていない。何か公表(計算)が遅れる理由でもあったのだろうか。

 実は数日前に、欧米の研究チームが世界の2009年の温室効果ガス排出量を推計し発表している。これによると、マイナス1.3%と今世紀初めて(といっても9年間だが)前年よりも減少したそうだ。ただし、成長著しい中国は8%、インドは6.2%の増加で、減少は主に先進工業国でのこと。とくに日本は前年比11.8%の大幅な減少だという。

 2008年度(日本の場合は年度で計算)の環境省発表確定値は前年度比マイナス6.4%、京都議定書の基準年(フロン類以外は1990年)からは1.6%の増加というところまできていた。もちろんこれは同年9月のリーマンショックに端を発する経済危機により、経済活動が停滞したことによる。しかしこれはわずか半年のこと、09年にはもっと大きな影響が現れるだろうと思って、速報値を待っていたのだ。

 もし欧米グループの数値が大きく違わなければ、09年に日本は基準年比マイナス10.2%で、京都議定書の目標6%を大きく上回って削減したことになる。しかも、環境省の発表によると、議定書で認められた森林吸収分が3.5%あるというから、合わせてマイナス13.7%。炭素クレジットを海外から買うどころか、たくさん売ってもいい。

 環境省とすれば、ここのところずっと、温暖化対策の予算をたくさん付けてきた。温暖化対策と言えば予算が付いたと言ってもいい。でもこれでは、温暖化対策予算も見直しと言われかねない。

 そんなこんなで、温暖化対策は今後も重要であるという「言い訳」を幹部は今ごろ一生懸命考えているのではないか。それで公表が遅れているのでは? というのがブログ子の推理。

 クレジットをビジネスにしている企業もたいへんだ。この期に及んで、国内クレジットなんて、売れるのか。“温暖化業界”はどうなるのか。それにしても、リーマンショック恐るべし!
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by greenerworld | 2010-11-24 21:38 | 気候変動  

蟷螂の斧

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 晩秋はカマキリがよろよろと道ばたを歩き回っているのに出くわす。産卵を終えたメスカマキリだろうか。近づくと前脚を振り上げてこちらを威嚇する。「蟷螂の斧」だ。広辞苑に「自分の微弱な力量をかえりみずに強敵に反抗すること」とある。じきに命が尽きることがわかっているだけに、何だか痛々しい。

 あちらの国の将軍様も蟷螂に近い存在だと思うが、その斧はかなり強力だ。東アジアが準戦時体制にあることを改めて考える。
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by greenerworld | 2010-11-24 20:12 | 花鳥風月  

iPadがやってきた

 前回iPadの悪口を書いたら、なんとiPadが自宅にやってきた。いや文句言いに来たわけじゃありませんがね。妻が職場から持ち帰ったもので、何でも職場の図書館でiPad導入を検討するために買った1台(WiFiモデル)を、いちばんITに縁のなさそうな人に使ってみてもらおうということになったのだと……。まず家族用のiMacがつながらない。PowerPCモデルでOSは10.4のまま。iPadは10.5以上でないと対応していないらしい。仕事用のMacBookにつなぐ。取説がないのが売りだが、こういうの使ったことのない人には、アイコンもあんまり用をなさない。

 iTunesストアからなんとか電子ブックを一冊ダウンロードした。iTunesストアの電子ブックの価格は、紙の本とあんまり変わらない。印刷代も紙代もないのに、アップルの取り分(30%!)が大きいのも理由か。プラットフォームを制したら坊主まるもうけという構図だなあ。だから、AmazonもGoogleもMSも必死なのか。だんだん、アップルに腹が立ってきた。

 使い勝手を言えば、やはり重いの一言に尽きる。大きさ、操作上から、端っこをもつことになるので、モーメントがかかり余計に重さを感じる。20分も持っていると手がだるくなる。基本的にマックかPCにつながないと使えないというのも、デバイスとしては中途半端。この分野はMacBook Air に9インチサイズがあればいいのではないか。SDまたはmicroSDスロットをのせれば(現在11インチのAirにはSDスロットがない)、ミニノートとしてもPDAとしても使える「究極の一台」になると思うが。

 電子ブックに関して言えば、購入したものがMac本体で読めないっていうのは解せない。AmazonはMac用の電子書籍リーダーKindle for Macを無償配布している(ただし購入できる書籍は英語版のみ)。ブログ子の描く電子ブックの近未来は、プラットフォームに関係なく読め、誰でも発信(販売)できるようになることだ。AdobeがDTPソフトのInDesignから電子書籍への書き出し機能をつけるという話だが、結局プラットフォームごとに別バージョンを作っていたのでは意味がない。音楽ファイルと同じように、統一すべきだと思う。ごまめの歯ぎしり。
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by greenerworld | 2010-11-09 09:03 | 森羅万象  

iPad 対 Galaxy Tab

 iPadの7インチ版を否定したジョブズは、日本のPDA市場について、わかっていない。彼の頭の中では、iPadはあくまでキーボードのついていないパソコンなのかもしれない。しかし、おそらくあのデバイスは日本人には中途半端である。iPadは大きく、そして重い。ブログ子のように手も小さく非力な日本人、あるいは女性はiPadは片手で持てない。通勤電車で立ったまま操作したり見たりするのは困難が伴う。携帯を片手で素早く操作できるようにガラパゴス化した日本人の操作感には合わない。iPadをアップルストアでいじってみて購入しないと決めたブログ子には、現状ではDocomoが11月末にも発売するというGalaxy Tabの方が魅力的に見える。
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 そこで両者を比較してみたのが、上の表。iPadに対してG.Tabはサイズ重さともほぼ半分。厚めの四六判の書籍を、重さはそのままにぐっと薄くした感じ。画面サイズは7インチで四六判の本の版面程度。MicroSDでメモリー拡張可能(ただし32Gまでなので、実質iPadの最上位版と同じ)。G.Tabは両面にカメラもついているし、ヘッドセットを使えば音声通話も可能。つまりテレビ電話もできる(しないと思うけど)。その他はほぼ同じで、後はソフトやブラウズの動作などが実際にどの程度なのかということ。

 もう一つのライバルと目されるシャープのガラパゴス(10.8インチと5.5インチの2モデル、12月発売予定)は、まだ詳細が明らかになっていない。G.Tabにも無線LANモデルが出るというし、来年にはAndroidがバージョンアップするらしいから、結局それまで様子見かなあ。ジョブズが考えを改めないかしら? 次のバージョンではカメラはつけてくると思うけど。
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by greenerworld | 2010-11-05 10:02 | 森羅万象  

奴隷的労働と企業の社会的責任

 塩野七生氏の『日本人へ 国家と歴史篇』(文春文庫)を読んでいたら、イタリアのブランド品についての話が出ていた。イタリア国営放送の番組が、イタリアの有名ブランド品の製造実態について、暴露したという内容。

 イタリアでは、製品の30%が国内で作られていれば、イタリア製として認められるため、有名ブランドのいくつかは、7割までを中国で作り、残り3割を国内で作って「メイド・イン・イタリー」として売っている。しかも、その3割も、イタリア国内にいる(不法入国した)中国人が作っているというのだ。彼らは低賃金で働くばかりか、不法入国・就労がばれれば国外退去になるから、地下室や車庫の中で生活と仕事を行い、外出もせずに過ごしているという。まるで現代の奴隷労働だが、まあそれでも彼らは望んでイタリアに来たのだろうから、そこは奴隷とは違う。

 塩野氏は「これによって、イタリアの伝統でもあり、高度な技能とアイデアの豊かさを誇ってきた職人層が、壊滅的な打撃を受けた」と嘆くのだが、こうしたことはわが日本でも起こっていそうだ。

 しかしその中国も著しい経済発展で、今や低賃金の労働者が不足しがちだというから、ここ数年で状況は大きく変わっているのかもしれない。中朝国境に近い中国北東部の吉林省や遼寧省の工場に、北朝鮮から大量の労働者を送り込むというニュースがいくつかのメディアで報道された。北朝鮮からのこうした出稼ぎ労働者はシベリアや東欧や南アなどへも派遣されているが(イタリアにもいるという話もある)、国家により監視され、外出の自由もないような中で働かされているという。その賃金もかなりがピンハネされているというのも、よく聞く話だ。だとすればこちらこそ実態は奴隷労働に近い。

 今回の中国への出稼ぎもこのような形で行われるのだろう。イタリアとは違い元々単純労働を代替するだけだから、中国の職人層に打撃を与えるということはなさそうだが、こうした奴隷的な労働を国と国(省)が認め合うというのだから、ひどい話である。

 折しも、11月1日に社会的責任の国際規格であるISO26000が発行された(ただし手引書という形で、第三者認証を伴うマネジメント規格ではない)。この中身についてはいずれまた紹介したいと思うが、策定に関わった国際労働財団副事務局長の熊谷謙一氏によると、その焦点は「人権」と「労働」であるそうだ。体制的にも経済的にも一体化を進めようとする中国と北朝鮮だが、日本企業が、間接的にせよ、こうした北朝鮮労働者が働く企業から製品・部品を調達すれば、北朝鮮の体制を利することになるし、社会的責任上も大きな問題だ。よくよく注意が必要である。
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by greenerworld | 2010-11-04 10:46 | エコエコノミー