エノキの葉っぱについていたもの
2009年 05月 24日


ほかにブログ子がこれまで観察した中には、エゴノネコアシフシ(エゴの猫足付子)、ナラメリンゴフシ(ナラ芽リンゴ付子)、クヌギエダイガフシ(クヌギ枝イガ付子)なんてのがある(スライド写真しかないので残念ながら紹介できません)。
もともとフシというのはヌルデの虫こぶのことで、これから黒い染料を取った。昔女性が歯を染めるために使ったおはぐろだ。万年筆のブルーブラックインクも、元はオークやヌルデの虫こぶから取ったタンニンを使ったとか(オークに虫こぶをつくるハチをインクタマバチというんですね)。虫こぶには植物がいろいろな成分を蓄積させる。それが人間の薬になったり、染料になったりしたわけだ。
by greenerworld | 2009-05-24 16:57 | 花鳥風月