親方日の丸
2010年 01月 17日
JALは昨年度まで4期連続無配。過去10年間で無配が6期という惨憺たる経営状況でも、株主優待を続けてきたのは欺瞞だと思うが、ほとんどの個人株主は、国が付いているからつぶれることはないと思っていたのではないか。配当はなくとも、航空券が半額になるのならその方がお得だと。そうだとすれば個人株主もまた「親方日の丸」だったわけで、充分に株主責任はあると思う。
それに報道されているように、JAL救済のために数百億から一千億円規模の政府保証債権が放棄されることになれば、株主でもない一般国民にもしわ寄せが来る。政治家、官僚、経営陣、社員、労働組合、それに株主が、日の丸にたかったこれが結果だ。だが、責任取らずに"売り逃げた"やつはたくさんいるはずだ。それをもっと問題にすべきじゃありませんか?
by greenerworld | 2010-01-17 13:28 | 森羅万象