iPadがやってきた
2010年 11月 09日
iTunesストアからなんとか電子ブックを一冊ダウンロードした。iTunesストアの電子ブックの価格は、紙の本とあんまり変わらない。印刷代も紙代もないのに、アップルの取り分(30%!)が大きいのも理由か。プラットフォームを制したら坊主まるもうけという構図だなあ。だから、AmazonもGoogleもMSも必死なのか。だんだん、アップルに腹が立ってきた。
使い勝手を言えば、やはり重いの一言に尽きる。大きさ、操作上から、端っこをもつことになるので、モーメントがかかり余計に重さを感じる。20分も持っていると手がだるくなる。基本的にマックかPCにつながないと使えないというのも、デバイスとしては中途半端。この分野はMacBook Air に9インチサイズがあればいいのではないか。SDまたはmicroSDスロットをのせれば(現在11インチのAirにはSDスロットがない)、ミニノートとしてもPDAとしても使える「究極の一台」になると思うが。
電子ブックに関して言えば、購入したものがMac本体で読めないっていうのは解せない。AmazonはMac用の電子書籍リーダーKindle for Macを無償配布している(ただし購入できる書籍は英語版のみ)。ブログ子の描く電子ブックの近未来は、プラットフォームに関係なく読め、誰でも発信(販売)できるようになることだ。AdobeがDTPソフトのInDesignから電子書籍への書き出し機能をつけるという話だが、結局プラットフォームごとに別バージョンを作っていたのでは意味がない。音楽ファイルと同じように、統一すべきだと思う。ごまめの歯ぎしり。
by greenerworld | 2010-11-09 09:03 | 森羅万象