ペレットストーブがやってきた─2
2006年 11月 23日
このストーブは強制吸排気式で、吸気は室内の空気を吸い込み、排気は煙突を通じて屋外に送られるので、室内に排気が流れることはない。炉内で熱せられた空気から熱交換された温風が、写真のメッシュ部分(写真上)から吹き出す構造になっている。ところがあまり温風が出てこないのだ。原因はどうやら煙突にあるらしい。薪ストーブ用の煙突なので、引きが強すぎて十分に熱交換できないまま排気されてしまっているのではないか? そこで東京ペレットのアドバイスで、外の煙突下部のふたをはずしてみることに(写真中)。もともと煙突を高く上げなくても使えるストーブなので、これでも全く問題はない。
点火してみると、みごと暖かい風が吹き出してくるようになった。熱気はどうしても部屋の上部にたまるので、小さな扇風機で空気をかくはんすると足下も暖かい。本当はシーリングファンがほしいところだが、この狭い家でそこまでしなくてもいいか(下の写真はペレットストーブの燃料タンク部分)。ちなみに煙は全く見えないし、薪ストーブの時は臭いもあったが、それもない。これにはびっくり。これなら住宅地密集地でも十分に使えるのでは。
by greenerworld | 2006-11-23 23:25 | エネルギー