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盛り上がるかカーボンエキスポ

 気候変動枠組条約締約国第13回会議(インドネシア・バリ)の話題が紙面を賑わしているが、世界は「炭素市場」という方向へ確実に動いている。「Carbon Expo(カーボンエキスポ)」という国際会議、ビジネスショーも実施されている。すでに第一回がドイツのケルンで今年5月2〜4日に開催されており、来年は5月7〜8日に同じケルンで開催予定だ。
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 今年のカーボンエキスポには62か国から222の企業が出展したという。訪問者は3日間で2,419人とけっして多くはないが、こういうビジネスショーが成り立つこと自体が時代を象徴している。

 どんなところが出展していたかというと、政府・国際機関系、ファンド(金融機関)系、カーボントレードビジネス系、エネルギー企業、エネルギーサービス・エネルギーコンサルタント、再生可能エネルギー、省エネルギー技術など。CDM(クリーン開発メカニズム)の対象となる発展途上国も出展しているが、どういう展示をするんだろう。わが国には対策が必要なCO2排出施設がこんなにありますよ、というアピールか。日系では、丸紅、三菱重工、三菱UFJ証券、トーマツ、日本カーボンファイナンス、日本能率協会の名前が見える。

 京都議定書約束期間入りする2008年のカーボンエキスポ、京都以降も見据えて熱く盛り上がるのだろうか。

 http://www.carbonexpo.com/

by greenerworld | 2007-12-06 14:34 | エコエコノミー  

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